日本電産 永守重信、世界一への方程式 [Kindle]

著者 : 田村賢司

• 日経BP (2013年10月28日発売)

感想・レビュー・書評

[yusanyaさんの感想 · 2022年3月23日]

永守氏の著作をあまり読んでない事に気が付き、読み進める。体育会系の乗りで、読んでいて面白い。
・キャッチフレーズ
　元日以外休みなし　情熱・熱意・執念
　すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
・営業マンには100回/月　顧客訪問を求める
・3流の人間を1流にする手法
・大声で入社人材を決めた　早く到着した人を採用した
・職業訓練大学トップ入学　テイアック入社、ﾓｰﾀ会社に転職　その後企業
・戦闘では必ず1番の靴箱に入れる　電車は必ず進行方向に座る
・お金が無くてｶﾀﾛｸﾞが作れず　現品を持ってPR
・試作品を頻繁に開発現場に持ち寄り　その試作品をベースに開発する事になり特命化

[じゅたろうさんの感想 · 2016年1月14日]

日本電産創業者である永守さんが、どのようにして会社を大きくしたのかについて、インタビューなどを取材を行い、まとめられています。情熱的で有名な方ですが、その熱意は日々自身の成長という変化を遂げられています。それを知ることで、仕事への向き合い方を学ぶことができると思います。ただただ信じる道を突き進んだのではなく、己の道を信じてそこへ向かうのは、大変な精神が必要だったと思います。そしてそれをどのように使うかということは頭を使って悩まなければならない。ただの仕事バカではなく、その精神も必要ですが、それをどう使うのかということを考えられていたのだなと思いました。

[mirageoceanさんの感想 · 2014年5月14日]

リーダーとして社員に明確にビジョンや目標を伝えることは組織で成果を出す上では非常に重要である。
スタートアップベンチャーならまだしも、会社の規模が大きくなっても成果を出し続けているという事実を認識し、経営者の姿勢を見習いたい。
特に、永守氏の知識・経験から導き出された、利益、コストに関わる具体的な数値目標は是非自社に置き換えて参考にしたい。

著者プロフィール

日経ビジネス主任編集委員／日経トップリーダー主任編集委員1981年大学卒業後、全国紙を経て88年に日経マグロウヒル（現・日経BP社）入社。日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員、13年から同誌主任編集委員。15年から日経トップリーダー主任編集委員を兼務。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。著書に『マネー動乱』（日本経済新聞出版社）、『日本電産 永守重信、世界一への方程式』（日経BP社）など

「2017年 『経済ニュースの「なぜ？」を読み解く１１の転換点』 で使われていた紹介文から引用しています。」