月の裏側 [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
3.09
  • (3)
  • (12)
  • (44)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 298
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (370ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白かった。ボディスナッチャーにそっくりだった。ちなみに、かの映画にはレナード・ニモイさんも出演していたと思った。怖くもあり、好奇心がくすぐられる部分もあり、SFなのにちっともそんな匂いを感じさせないのがすごい?。SFではないのかもしれないが。

  • 繋がりたくて仕方ない人間たちだから、輪郭が溶け合って、無意識を意識しないのも、何にも気づかないのも当然なんだろうな

  • ウ〜ン、ホラーって言うのだろうか?でも人がいなくなって行くところは、怖いことは怖かったな。最後のところは想像の通りのようだけど。福岡県箭納倉(やなくら)市。架空の町。堀で巡らされた町。その堀が事件の要になるとは。塚崎多聞は大学の先生の三隅協一郎に呼び出されてこの箭納倉まで出かけてきた。そして大学の後輩だった三隅の娘の藍子に久しぶりに出会うことになる。藍子は京都の料亭に嫁いで女将になっているはずだ。

  • 2016/2/23 Amazonより幻冬舎電本フェスにて¥700を¥399でDL購入。
    2017/1/18〜1/24

    本書を読んでいる間に、作者の恩田さんが直木賞を受賞する、というタイミング。まあ、実績を考えると遅すぎる感もあるが、まずはおめでとうございました。
    さて、本作品は、なんとも奇妙な雰囲気の作品。こんな設定の作品はかつて読んだことのあるような気もするが、やはりそこは恩田ワールド。登場人物の魅力がすごい。多聞は結局どっちだったんだろうか。

  • 不気味な気持ちになった本

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

恩田陸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×