一九五二年日航機「撃墜」事件 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  日航機という文字が目に入り、『クライマーズ・ハイ』と同様日本航空123便墜落事故を題材にしたものと勘違いしていた。こんな不可解な事件があったことも知らなかった。前半の詳細な説明部分は読みにくいが、小説部分が前面に出てきてからはするする読めた。唯一の女性客の搭乗目的からまさかこんな形で推理するとは予想外だったが興味深い。ダイヤ回収はさすがに眉唾過ぎるが、血の気の多い国連軍による演習中の撃墜との推理はどれだけ信憑性が高いのだろう。

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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