フーコー入門 (ちくま新書) [Kindle]

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  • 筑摩書房
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感想・レビュー・書評

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  • フーコーに関する本は難しいものが多いが、この本は比較的読みやすい(とはいえ難読だが)

    フーコーの思考を順序立てて辿ることができる一冊

  • 最初はとっつきにくい文章だと思ったが、読み進めるうちに、著者のフーコー理解は半端じゃないレベルだと思うようになった。脱帽。

  • 「あなたが当たり前のように信じているそれは本当に本当(真理)ですか?」、そう問いかけられているように感じた。
     うつを経験したので、<精神の病>についての分析にとても興味を惹かれる。そしてそれをテコに近代の病理に迫っていく。
     社会に造られた規範に適合するものだけが幸せだということはないはずだ。今一度この肉体身体をもっと強く感じ意識したい。
     この入門書でフーコーをもっと深く知りたいと思うようになった。

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著者プロフィール

中山 元(なかやま・げん)
1949年生まれ。東京大学教養学部中退。思想家・翻訳家。著書に『思考の用語辞典』などが、訳書にカント『純粋理性批判』、ハイデガー『存在と時間』などがある。

「2022年 『道徳および立法の諸原理序説 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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