中山元のおすすめランキング

プロフィール

中山 元(なかやま・げん)
1949年生まれ。東京大学教養学部中退。思想家・翻訳家。著書に『思考の用語辞典』などが、訳書にカント『純粋理性批判』、ハイデガー『存在と時間』などがある。

「2022年 『道徳および立法の諸原理序説 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山元のおすすめランキングのアイテム一覧

中山元のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)』や『フ-コ-入門 (ちくま新書 71)』や『善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫 Bニ 1-1)』など中山元の全177作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)

1217
3.64
カント 2006年9月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【はじめに】 本書は、言わずと知れた大哲学者カントの「啓蒙とは何か」「世界市民という視点からみた普遍史の理念」「人類の歴史の憶測的な起源」「万物の終焉」... もっと読む

フ-コ-入門 (ちくま新書 71)

1215
3.51
中山元 1996年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

■著者が扱っているメインテーマ 思考のエチカとは? ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 社会が用意した真理に従うより、自分の欲望が実現される世界に目を向... もっと読む

善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫 Bニ 1-1)

816
3.76

感想・レビュー

永劫回帰、超人、ルサンチマンなどの概念を生み出したことでも知られるニーチェだが、 なぜニーチェが、どうゆう理由で、それらの概念、価値を創り出したのか? そ... もっと読む

純粋理性批判 1 (光文社古典新訳文庫 Bカ 1-2)

803
4.11

感想・レビュー

 まさかこの年でカントを読み始めるとは思ってもみなかったが、最近読む本読む本にやたらカントへの言及があり、そんなら一度読んでみようと決めた次第。訳書の中で... もっと読む

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (日経BPクラシックス)

731
3.98

感想・レビュー

◯ 宗教改革のもたらしたもの、とくにルターの業績のうちで後世に最大の影響をもたらしたものの一つが、世俗の職業生活にこのような道徳的な性格をあたえたことであ... もっと読む

責任と判断 (ちくま学芸文庫)

697
4.10

感想・レビュー

「道徳性というのは一種の習慣」 これは恐ろしくも鋭い指摘だと思う。 現代で「いいも悪いもない、価値観だ」 みたいな語り方がされるのは、ある種 的を得てい... もっと読む

人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス (光文社古典新訳文庫)

650
3.62
フロイト 2008年2月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フロイト 欲動論と局所論から「人間はなぜ戦争をするのか」について論じた本。 人間の自己破壊の欲動と道徳的人間に至る過程を解明している。表題以外は専... もっと読む

道徳の系譜学 (光文社古典新訳文庫 Bニ 1-2)

632
4.11

感想・レビュー

読み物としては、善悪の彼岸のほうが面白かった。テンポも良かったし、語り口にキレがある。とはいえ、ルサンチマンやニヒリズムといったニーチェ用語に生で接するこ... もっと読む

人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫 Bル 1-1)

625
3.89

感想・レビュー

人間はなぜ互いに憎しみ合ったり、嫉妬しあったりするのだろう。なぜ不平等は生まれたのだろう。そういう骨太な問いに、18世紀を代表する知性が正面から取り組んだ... もっと読む

社会契約論,ジュネーヴ草稿 (光文社古典新訳文庫 Bル 1-2)

555
3.87

感想・レビュー

主題:人間をあるがままの姿において捉え、考えられるかぎりで最善の法律を定めようとした場合に、市民の世界において、正当で確実な統治の規則というものがありうる... もっと読む

高校生のための評論文キーワード100 (ちくま新書(542))

459
3.44
中山元 2005年6月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

かなり長い時間をかけて読み終えた一冊。 「形而上」とか「アプリオリ」とか、あ、なんだったっけ?と、出会うとうろうろする語がある。 そういう語を、背... もっと読む

自我論集 (ちくま学芸文庫 フ 4-1)

441
3.43

感想・レビュー

断捨離がてらざっと再読。若い頃よりバカになっているので、昔読んだときは理解できたことが今はちんぷんかんぷんだったりした(苦笑) 確かこの本で、「涅槃... もっと読む

職業としての政治/職業としての学問 (日経BPクラシックス)

390
3.83

感想・レビュー

職業としての政治と職業としての学問。311以降、それがいったい何者なのかというのは観念ではなく、とてもリアルな問題なのではないだろうか。 ビジョンを... もっと読む

正義論の名著 (ちくま新書)

337
3.70
中山元 2011年6月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「正義」という言葉を発するとなんとなく思い浮かんでくるのは、「社会契約論」。 好きか、嫌いかは別として、そこが思考のスタート地点となっている。 ... もっと読む

純粋理性批判 (2) (光文社古典新訳文庫 Bカ 1-3)

337
4.05

感想・レビュー

カント。 昔大嫌いだった。 でも、今は好き! こんなふうに物事を考える彼の後ろ姿をみたかった。 恐らくその光景はどんな文章でも表現できないだろう。 カント... もっと読む

呪われた部分有用性の限界 (ちくま学芸文庫 ハ 12-4)

300
3.50

感想・レビュー

訳:中山元、原書名:LA LIMITE DE L'UTILE(Bataille,Georges) もっと読む

労働の思想史: 哲学者は働くことをどう考えてきたのか

289
3.50
中山元 2023年2月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前向きな仕事と苦役の労働の違いを考えさせられた。思想史なので、気軽にという内容でないが読みやすいと感じた。 自己実現ややり甲斐搾取など、働き方に関する議... もっと読む

幻想の未来/文化への不満 (光文社古典新訳文庫 Bフ 1-1)

282
3.66

感想・レビュー

フロイトの作品の中ではかなり分かりやすい文章を選んだ3作品。フロイト精神分析のとっかかりとして、『文化への不満』から入るのは丁度いいと思う。 もっと読む

メルロ=ポンティ・コレクション (ちくま学芸文庫 メ 1-1)

276
3.47

感想・レビュー

語りえぬものについての語り、身体の哲学(身体ありきの哲学)というのは前知識として持っていた。まさにそれを目の当たりにした。 語れぬものがあるということを認... もっと読む

思考の用語辞典: 生きた哲学のために (ちくま学芸文庫 ナ 12-1)

270
3.71
中山元 2007年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

百の哲学概念の変遷史を、それぞれ五ページだけのフォーマットで解説した本。辞典として、思考のヒントとして役立つし、西洋哲学史の俯瞰図にもなる。 もちろん... もっと読む
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