- Amazon.co.jp ・電子書籍 (225ページ)
感想・レビュー・書評
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迷走始めた上にまた濃い新キャラが登場かー。
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「防具をつけない危険な練習」
どれだけ効用があるか分からない。
理にかなっていないかもしれない。
チームを強くしたい。
それぞれが思い始めると、
そういう極端にはしる時期も出て来る。
そして実力への貢献は疑問符な
そんな練習内容が、
チームの精神面を明らかに変える。
「精神練」的なもの、
精神を鍛えるための練習をあまり好きじゃない。
認めたくないとも思う。
でも強いチームは、
技・体だけでない確かな心がある。
チームを貫くスピリッツがある。
どうやらこのチームも、
チームとしてのスピリッツを持ち始めた。
チームとして機能し始めた。
それぞれがそれぞれの役割を果たし始める。
そこへ外部から、また新たな刺激がやって来る。
何かを求める者、必死に目指すところには、
そうした出会いがやって来るのかもしれない。
その刺激が良いものなのかどうか。
まだ未知数も、期待が高まる。
チームを地続きでない高みへと、
連れて行ってくれる予感。
その流れも、防具をつけない練習が生んだもの。
恐るべし。
強くなるチームにはそれだけの理由がある。
ただ誰にもたどり着く先のゴールはわからない。
日々の努力を費やし続けられるかどうかは、
それぞれのメンバーにかかる。 -
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エース・真春の新人戦での敗北は、絶対的な信頼があったからこそチームに陰を落とし続けていた。真春への依存から脱却すべく部長の野上が編み出した新たな練習法はなんと、今まで身につけていた防具なしでの稽古だった。