贖罪の奏鳴曲 御子柴礼司 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 誰が主人公なのか分からないまま読み終える。最後まで煙に巻かれた感が…..。いい終わり方で満足でした。

  • 面白かった❗少年院上がりの弁護士の話。少年院の教官が、殺人を犯し、尚且つ大変な問題を起こした御子柴に言った言葉。「後悔なんてするな、生きて償え」この言葉が心に刺さった。最終章での大どんでん返しも最高だった。

  • 面白かった

  • うーん、御子柴のモデルはあの少年?贖罪って難しいよなと思いつつ。

  • 死体遺棄から始まる。

    かつて猟奇殺人を犯した少年が、高額報酬と引き換えにあらゆる手を使って減刑や無罪に持ち込む凄腕弁護士に。
    最初はただの悪徳弁護士が崩壊していく様の話かと思っていたが、そこへ至るまでの成長過程を含め、悪と善、冷酷と温情の両面を併せ持つ横顔に掴みどころのない魅力を感じていく。

    憎むというのは簡単。憎み続けるというのは苦しい。
    憎まれるのは腹立たしい。憎まれ続けているのを意識するのはエネルギー。
    「その行為」は、その人にとってのみ正しい。

    法廷では事実と真実と勝つことはそれぞれ別物なのだな。

  • 主人公の過去に号泣。
    快楽殺人を犯す感情は生まれつきのモノなのか、環境なのか…本当に更生出来るのか、償うとは何か…。
    色々考えさせられる。
    ラストはちょっと雑だったかなあと、ちょっと残念だったけど、最後まで一気に読めた。

  • これまで読んだ中山七里さんの作品とは少し趣が違うような、でも、どんでん返しは健在で、このまま終われないと楽しみになって、シリーズを続けて購入。

    少年犯罪の複雑な心理描写はとても興味深い。

  • 御子柴シリーズをもっと読みたくなった!

  • 最初から死体遺棄の場面。え〜、この人が犯人?どうなっていくのか?と思って読み進む。後半、なるほどな〜。死体遺棄をしたのが弁護士の御子柴。彼の過去は。

  • 面白かった。WOWOWのドラマ観てたことを読んでいる途中から気がついたけど、それでもドンドン読み進んだくらい面白かった

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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