新ロードス島戦記6 終末の邪教(下) (角川スニーカー文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 剣と魔法のファンタジー。これにてシリーズ完結。
    ヒロインの因縁に決着をつけて、あるべきところに収まって終わり。ただ、犠牲者が多すぎたと思う。ちょっと悲しくなった。

  • 完結したのですが、想像を超える結末ではありませんでした。
    まったくの想像通り。

    そして、本来ここをじっくり書いてほしい、というところが、すっぱりカットされている。

    例えば、
    マーモ公国の公都を奪還すべくロードス島から義勇軍を従えて、ロードスの騎士がやって来るのだけれど、戦闘シーンはほとんどない。
    結果だけが、そして戦後処理に関するいさかいだけが書かれる。
    最終決戦ですら、そう。
    だから敵が全然強そうではない。

    他にも
    最終巻で突然出て来た最強の戦士たちの協力を得るために、死んだと思われているスパークが、闇の精霊が与える試練に打ち勝たねばならない、というシーン。

    ”真の恐怖との戦いは、その先にあるのだ。

     「もどってきました……」”

    え?
    真の恐怖との戦い書いてないの?
    もうね、ずっこけましたよ。

    というわけで、最後まで読んでやっとわかりました。
    これは、ロードス島の戦記ではなく、スパークとニースの恋愛小説だったのです。
    実に個人的な話でしたわ。

    文句ばっかり書いちゃったけど、最後にもうひとつ。
    ロードス島にはざっと数えても5つの王国があって、そのほかに国境とは違う境界の中で暮らす種族。
    ロードス島って、大陸じゃない?
    小さく見積もってもオーストラリアくらいあると思う。

  • 新ロードス無事完結。味わいのあるラストでした。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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