共喰い [DVD]

監督 : 青山真治 
出演 : 菅田将暉  木下美咲  篠原ゆき子  光石研  田中裕子 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.09
  • (15)
  • (21)
  • (47)
  • (26)
  • (7)
本棚登録 : 294
感想 : 54
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427657076

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 至福の100分。何より役者の演技が抜群。もちろん映像も良いが、何より心地よかったのが、ショット、シーンでのずらしの効果。予想される紋切り型な展開が細かなところでずらされたまま話は展開するので、最後まで気が抜けない。

  • 暴力の連鎖

  • 生々しさと、
    初々しさが共存しながら、
    人間の業が降り注ぐ。

    誰が悪いわけでもなく、
    誰が良いわけでもなく。

    そして少年は、
    これからどんな青年になり、
    蝕まれるのか。

    <追記>
    いや、あの親父は最低なのは、
    間違いないですよ、えぇ。
    ただ、主人公の中にある、
    欲望の蠢きを象徴したかのような、
    これから先を揶揄するような存在で、
    必要悪でもあるのだろう。

  • サッドヴァケイションでも思ったけど、青山真治は地域性・時代性の描き方と物語への導き方が秀逸。

  • 人間のあまりの業の深さに、見てて喪失感が伴う。

    原作はだいぶ前に読んだが映画の方が面白く見られた。

  • 本を購読後、映画を見た。

    本の世界感がダイレクトに伝わってきてすごくよかった。
    また、最後の終わり方が救われる感じがよかった。

著者プロフィール

1964年7月13日、福岡県北九州市門司に生まれる。立教大学英米文学科卒。
1996年『Helpless』で劇場映画監督デビュー。2000年『EUREKA』がカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をW受賞。同作の小説版が三島由紀夫賞を受賞。2011年『東京公園』でロカルノ国際映画祭金豹賞審査員特別賞受賞。2015年度まで4年間、多摩美術大学映像演劇学科教授。2016年度、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科の学科長を1年のみ務める。2020年公開の『空に住む』が遺作となった。2022年3月21日逝去。

「2023年 『青山真治クロニクルズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×