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- / ISBN・EAN: 4988013643260
感想・レビュー・書評
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https://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-food-drink/g77463/gpi-interview-13-0806/?slide=1
はじめてフランス大統領官邸料理人になった女性、ダニエル・デルプシュの伝記映画。
舞台は1980年代。フランスでパリテ方ができたのは2000年6月だって。
男性しかいない職場環境を守るために、「女性にはこの仕事は向かない」という嘘が吐かれ続けてきた。その壁を突破しようとした女性のひとりについての映画。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フランスで女性で初めて大統領専属料理人となった女性の実話を映画化。
主演のカトリーヌ・フロの雰囲気はいいなぁ。
ゴージャスの代名詞でもあるフランス料理だが、飾らない家庭料理っぽい料理をつくるオルタンスの料理が選ばれたことや、大統領の健康問題で少しずつ居場所を失うあたりはメモ。
映画としてはやや微妙か。。。 -
「大統領の執事の涙」というアメリカ映画もありましたが、あんな風に料理人が社会の変動や政治に翻弄されるというストーリ-を期待すると肩透かしを食います。主人公はたった2年しか大統領府にいなかったのだから仕方ないです(それにしてもミッテラン大統領は似てなかったなぁ)。そのかわり(?)、南極基地でのエピソードも交互に描かれ、これもこれで面白いのですが、ちょっと焦点がほやけたかとも。
きっぷのよい主人公が厨房で次々とおいしそうな料理を作っていくところはなかなか楽しいです
(若手の指導もうまいのがポイント)。フランス料理の高級感や装飾性を重視した権威主義を否定し、古くからある家庭料理に回帰しようというのは興味深いですね。「レミーのおいしいレストラン」もそういう話でしたが、ひとつの見識ではないかと思います -
大統領の料理人だった時代と南極の料理人だった時代。ひとりの料理人の人生や生き様を見せてくれる映画です。
ひとつひとつの料理ができあがるまでの試行錯誤が観ていて楽しいですし、その完成品がどれもおいしそうでした。専門用語はなかなか理解しきれませんでしたが、料理について話している場面も興味深く聴いていられます。料理の話が好きな大統領という設定もおもしろかったですね。主人公が大統領のために料理を作りたいという動機付けにもなっていましたし、なにより料理を食べた大統領が嬉しそうに感想を伝えてくれる姿がほほえましかったです。
強烈な演出があるわけでもなく、大事件が起こるでもない、見方によっては薄味に感じるかもしれませんが、なんとも味わい深い映画でした。 -
テーマは分からんでもないが、稚拙な演出に思えた。
ペリゴール地方の風景が懐かしかったから、取り敢えず星一つ。 -
オルタンスの気持ちがわかりすぎてつらい。
食べものがおいしそうすぎる! -
どの料理もとても美味しそう。
服にもテーマがあって、色もアクセサリーも統一感を持っていてとても美しい。
そしてやはりフランス映画だなぁと。 -
気が強そうな彼女がどんな料理を作るのかと思ったら、素材の味を活かした懐かしい味のものばかりで美味しそうだった。
ただ最後はちょっと寂しい。