神去なあなあ夜話 (徳間文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 再読。kindle。『神去なあなあ日常』の続編、といってもちょっとスピンオフ風。主人公の勇気は仕事の面でも成長し、直紀との恋にも進展があり、神去村の言い伝えや風習が語られ、悲しい歴史も明らかになり、神去村とその住人たちがもっと身近になる。悲しい歴史の場面はやっぱり泣ける。

  • みんな清々しい。

  • 「神去なあなあ夜話」(三浦しをん)を読んだ。ものすご〜く面白いです。この作品をもし40年前の私が読んだら間違いなく林業に突っ走っただろうな。なにしろ影響されやすい単細胞生物だからね。と、まあ、そのくらい見事に夢のようなカントリーライフを描き切ってます。今まさに青春な人にお薦め。

  • 『神去なあなあ日常 』の続編。エピソード集。前作に引き続き、勇気が林業を頑張っている姿を応援したくなる。同じ調子なので少し途中でマンネリ感はあるが、ヨキ&みきさんのなれそめや神去村のつらい過去など、前作では描かれなかった事実が出てきて引き込まれた。
    それにしても、繁ばあちゃん、PCも使いこなして素敵すぎる。

  • 単純におもしろかった。
    何度か声をあげて吹き出し、笑ってしまった。特におもしろかったのは、繁ばあちゃんがパソコンに入り込んでいたシーン。
    こんなおばあさん大好き!こんな人になりたい!

  • 前編と比べるとずいぶん値がはる本でしたが、内容としては前編の1/3くらいでしょうか?だんだん、書き手の設定にうんざりしてくるあたりで The End.

  • 林業青春グラフィティ続編。いろんな意味で、都会人が忘れてるとか経験したことのない古き良き何かを教えてくれる。勇気と直紀さんの恋がまんまとうまくいっちゃったのはちょっとなあ。さらに続編がありそうなので楽しみだけど。だんだんつまらなくならないことを願う。。。

  • 八百万の神々が居て、村人もそれを自然と受けいれている。横浜から来た主人公にはファンタジーと映るが、自然に感謝し、先祖に感謝する。日本人がどこかに落してきてしまった気持ちがここにある。神去村は神が居なくなった村ではなく、神が見守っている村だ。

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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