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感想・レビュー・書評
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痴人(広辞苑より)
ばかなひと。おろかもの。たわけもの。
明治大正昭和の雰囲気と
一途すぎて変態な譲治さん
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主人公とナオミの関係性が変わっていくのが印象的。
最初は主人公のほうが立場が上であり、教育者としての振る舞いが目につくが、徐々にナオミ可愛さに翻弄され、恋人のように、保護者のようになっていき、最終的には浮気を繰り返すナオミの奴隷と化す。
ナオミがいてくれるならどうでもよい、とまで主人公に感じさせるナオミの振る舞い、話し方に強い魅力を感じた。
一度だけでよいから、「君のためならなんでもしてあげる、給料すべてをすべてあげたってよい」といわれる女になってみたいものである。
読みやすく、引き込まれるテンポに感動。
谷崎が足フェチだというのに妙に納得した。
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