せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫) [Kindle]

著者 : 梶山季之

• 筑摩書房 (2000年6月7日発売)

感想・レビュー・書評

[ちーちーまるおさんの感想 · 2024年1月13日]

5年ぶりに再読。古書マニアの不思議な世界を追体験できる素敵な本です。そこまで古書に狂ってしまうひとがいるのか！？と思うようなストーリー展開でさらっと読めてしまいました。文章構成もわかりやすく、お勧めできる本です！

[cyalさんの感想 · 2019年7月29日]

『ゴールデン・カムイ』と合わせて読むべきかなぁ。意外と（笑）。

著者プロフィール

梶山 季之（かじやま・としゆき）：1930－1975年。小説家、ジャーナリスト。現在のソウルに生まれる。広島高等師範学校（現・広島大学）卒業。53年上京、国語教師、喫茶店経営などを経ながら、「新思潮」の同人となり作品を発表。58年より「週刊明星」のトップ記事を担当。59年「週刊文春」の創刊に参画。71年月刊「噂」を創刊。作家としては62年「黒の試走車」を発表後、話題作を続々刊行する。75年取材先の香港で客死。産業スパイ小説、経済小説、時代小説、風俗小説など数多くの著作を発表した。ちくま文庫では『せどり男爵数奇譚』がロングセラーになっている。

「2024年 『犯罪日誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」