おもいでエマノン (徳間文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 鶴田謙二 
  • 徳間書店
3.42
  • (1)
  • (4)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 33
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (384ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 地球の歴史を記憶として持つ少女を中心に、主人公の人生と交錯した人たちを短編で綴った物語です。美少女の挿し絵も入ってます。

  • 8篇からなる小説。
    それぞれの主人公は異なっており、共通するのは「エマノン」という女性が出てくることである。
    「エマノン」シリーズの始まりである「おもいでエマノン」はそれ自体で完結してる。
    船旅で同席した主人公とエマノンが食堂で食事をしながら語り合うというさっぱりとした内容である。後の短編で明確な描写をされる「生物が誕生してから現在までの記憶を引き継いでいる」という設定については「おもいでエマノン」ではエマノンの発言から可能性が示されているだけである。このファンタジーのような曖昧な雰囲気は、SF的な側面が強くなる以降の小篇よりも良いなと感じた。なんというか、こんな女性と旅の途中で出会うと思い出としてその後も記憶に残り続けるんだろうな、と感じた。
    この「おもいでエマノン」だけでもとても良い小説で、読み終わった後にSFの文庫本(最近は電子書籍に移り変わってきているが)を持ってどこかの港からフェリーに乗りたくなってしまう。
    旅も出会いもSFも非日常だから記憶に残り続けるんだな。

  •  SFです。若いのに達観している美少女が、旅をしています。
     美少女なんで、男子がほっときません。得です。
     美少女なのに、さすらいとか、いろいろと心配です。
     
     続編エマノンがありますが、もういいかな。
     

全3件中 1 - 3件を表示

プロフィール

梶尾 真治(かじお しんじ)
1947年熊本県生まれ。中学2年の時『宇宙塵』最年少会員に。熊本県在住のSFファンを中心とした同人グループ「てんたくるず」結成。福岡大学経済学部卒業後、家業であるカジオ貝印石油に就職し、作家との兼業を続けてきた。2004年、作家専業に。
1991年『サラマンダー殲滅』で第12回日本SF大賞をはじめ、星雲賞で多くの受賞作がある。
代表作に『おもいでエマノン』などのエマノンシリーズ、映画化され大ヒットとなった『黄泉がえり』、同じく「この胸いっぱいの愛を」として映画化された作品を収録した、『クロノス・ジョウンターの伝説』などがある。

おもいでエマノン (徳間文庫)のその他の作品

梶尾真治の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする