静かなノモンハン (講談社文芸文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • かつては、仕事で出会う高齢者たちが戦争を語ってくれました。今はもうそんな人たちはいなくなりました。ノモンハン事件を生き残った3人の兵が語ったことを書き記した本書は、戦争を生で知れる貴重な作品です。

  • 実に月並みな感想だけど、兵隊は大変だと思う。
    かんたんに擱坐するソ連の戦車の戦車兵も哀れだ。

  • 一兵士の目線からのノモンハン戦は想像以上に壮絶だった。

  • まずこれがノンフィクションということに言葉がない。兵士だった人たちの体験談はいつだって壮絶だ。これがごく短期間に起きた戦闘ということ、その後箝口令が敷かれて長く語られてこなかったこと…「ノモンハンの夏」と合わせて読んで悔しさやり切れなさでいっぱいになる。モグラしかいない土地を守って死ぬ…傷だらけで砂漠を歩いて退避…戦闘終了後のソ連兵との短い交流…鳥居さんを呼ぶ背嚢のエピソード。本当に戦争ってむなしい。この記憶をなくしてはいけないしやっぱり二度と起こすべきでないと思った。

  • 下士官の立場からノモンハンがどのような戦場であったのかを描く。
    政略も戦略も知らず、ただ関東軍の下命により死地に赴く兵士たち。

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