- Amazon.co.jp ・電子書籍 (134ページ)
感想・レビュー・書評
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2015年94冊目
著者は放送作家。テレビ番組を面白くするのと話しを面白くするのは同じテクニックであるとのころから、テレビ番組作成やそこに出演する芸能人の話し方を例にあげ、話し方を面白くするテクニックを紹介。
著者は「おもしろく話ことに、性格や才能、得意・不得意などは関係ない。そのテクニックを知っているか、知らないかだけの」と言っている
では、そのテクニックはどんなことだろう。
まず基本は
?必要な要素をチョイスする
?チョイスした要素をおもしろく伝えるために順序だてる
のふたつといっており、さらに、
?と?を番組制作を例にとりより詳しく解説してくれる。
?のスベらない番組を作るにはネタ選びの決め手は「共感のピラミッド」
?の順序だての基本としては「フリオチ」
をキーワードにより具体例をあげて解説。
ここに書かれているテクニックを普段意識するだけで話の仕方は変わるだろう。
少しでも実践したいと感じさせてくれる一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い話はフリオチがある。
フリとオチの間には「なのに」というキーワードがある。
ex)デブなのに俊敏
あたりまえのことのように思うけど、案外こんなことを意識して人の話を聞いたり、映画を見たりすると、おもしろいと思うものにはこのフリオチの法則はピタリと当てはまる。
目からうろこの良書だった。 -
・面白いかどうかは相手が共感するかどうか
−家族➡︎学校➡︎食・住➡︎仕事・恋愛
・フリとオチを効かせる
−オチを考えてその逆のフリ入れる
・その他のスパイス
−たとえ突っ込み
−なりきり演技
−下ネタ
−擬音語
・習慣としてネタ帳つける
−面白い話は相手への配慮 -
さくっと読める本。
簡潔にまとまっていている良書
1、相手の共感できるネタ
2、フリオチ(フリなのにオチ、常識・一般ではそうだが実際はこうだったという話)
3、スパイス(話術) -
テレビの放送作家の方が、芸能人の方のトークを分析して解説してくれています。誰もが共感できるために、理解しやすい内容になっています。
第1章では、テレビが面白い理由を教えてくれます。皆さんが見ているテレビが面白いのは、面白くなるように伝えているからなのです。面白く伝えるようにする仕事が放送作家です。
第2章では、共感できる話題について。面白い話というのは、話している相手と、聞いている相手が共感できる話題である必要があります。知らないことを話されても面白くありません。誰が聞いても面白いネタというのは、身近なネタである必要があります。だからテレビの番組は料理や家族の話題が多いのです。
第3章は、話を面白くするための組み立て方です。同じ話題を話すにしても、順序を工夫することで、面白さが変わります。話題を振って、それに対するオチの持っていきかた、この本で提唱する「フリオチ」が大事になってきます。このフリオチ次第で、話はどんどん面白くなります。
第4章では、今まで説明したことを踏まえて、さらに話が面白くなるためのテクニックが書かれています。
4章に渡って、面白く話すためのテクニックを噛み砕いて説明してくれます。話すのが苦手な方もこの本を読めば、今日はどうやって話そうかと考えるようになり、周りの人の反応が変わってくるでしょう。