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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (227ページ)
感想・レビュー・書評
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前回に続き長崎が舞台。今度は商売ではなく植物の話。主人公は活発な女性ではなく控えめな少年。その雰囲気がとても心地よく、心の中が暖かくなりました。最期は残念な事件に巻き込まれてしまいましたが、先生と奥方やおるそん、その周辺の人たちの関係がうらやましいくらいでした。
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シーボルトにまつわる時代背景は置いておいて、お庭番熊吉の献身的な働きに、趣味が庭いじりの私としては、非常に心を動かされた。
早速に、咲き誇っていたのに枯れそうになっているラベンダーとローズマリーの差し芽をいくつか作った。
大好きなあじさいが次々出てきて、それにも刺激されて、あじさいの差し芽も作ってみた。
季節の花苗を購入することばかり考えていたけど、自分で増やせばいいんだと、熊吉に教えられた。
江戸末期、激動の時代に、一庭師が巻き込まれながらも、自分の仕事を全うするまっすぐでまじめな人柄が印象的な作品だった。 -
シーボルトのお庭番の人の話。「恋歌」に比較すると随分インパクトは低め
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植木屋さん(若手)がみた、シーボルトのお話。
シーボルトって名前は知ってたけど、
何してたかよく知らなかったな。
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