ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ [Kindle]

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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (247ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 自分の人生設計に責任を持つのは自分自身、そう分かっていても、他人からの評価などにより決断をしてしまうことはよくあるのだと思う。本書はその人がその人らしく生きるためのポイントを、実際に手や頭を動かして行うワークを交えて、気づかせてくれる。そして、自分のスキル分析や、人間関係のメンテナンスなどは、定期的に努力していかなくてはならないものであることを教えてくれた。
    また、自分の望むキャリアを築いて行くためにどのように上司や職場の人との関わっていけばよいかという点でも参考になった。まずは自己開示し、質問し、アドバイスを求めることで相互理解の関係を築き、自分の信念ややりたいことを折りに触れて伝えて、自分の業績評価について遠慮せず尋ねるようにしていきたい。

  • 自分について棚卸し、よりよく生きるための手引書。

  • 著者は、ゴールドマンサックスで22年働いた後、ハーバード・ビジネススクールで教鞭をとったとか。

    まあエリートですわ。自分とは世界が違いすぎ、役に立たないかなと思ったけど。誰にも当てはまる普遍的なラインは示しており、万人に通用する。

    p.91にあるメンタルモデルは自分に対する問いかけなんだけど、自己分析する際にはいいヒントにはなると思う。

  • 珍しく古本屋の立ち読みから購入した一冊。希望部署ではない所に配属され、それでもまあまあ楽しくやれているような状況で、ほんとにこれでいいのかなあとそんな気持ちがあって惹かれた。異動希望を出すにも、今の部署と希望部署とでどう違うのか、なんでそんな異動したいのか語れる必要があるのでヒントが欲しかった。
    ワークもメモ取りながら、真面目に進めてみるとこの一冊で考えがまとまったとは言えないが、これまでの人生の振り返りとこれから求めているものをカタチづけられてよかった。

    特に、「メンタルモデルを使う」でお金があったら・絶対成功するとしたら・第3者としてアドバイスするなら、というような障壁は除いて自分が何をしたいか考えられた。受験の失敗が自分の人生の足を引っ張っているようにまだ感じていることも再認識した。早く割り切ってほしい。
    反対に、「10年後20年後、自分の人生はこうだったと語る」のワークで、「若いころ試験はうまくいかないことが多かったけれど、勉強の面白さを知れたし、年取ってからの試験はうまくいった。今は自分の興味のあることがやれているし、皆にも認めてもらえているから満足だ。」と書けて、自分の行き着きたいところがわかったのはよかった。もう少し頑張るしかない。

    「理想を話す」、「経営者マインドを持つ」、「価値観、境界線、独自の哲学」に通ずるものとして、結局自分をもって、自分で正しい判断をする強さが必要だと改めて感じた。そのために知識、スキルが要る。核心はやっぱりシンプルで難しい。

    最近アウトプットの機会が多く、また一つ大人になれそうな予感もする。面白いこと最優先で、継続してまだ腐らないでいきたい。


    メモ
    ・仕事を楽しむ人は効率がいい
    ・上司にスキル、理想の仕事を相談する
    ・メンタルモデルを使う
    ・経営者マインド
    ・価値観、境界線、独自の哲学
    ・信頼:自己開示、質問する、アドバイスを求める

  • 言いたいことは理解できるが、他の本でも普通に書いてあるようなことばかり。
    同じような本であれば、別の書籍で良いと思う。

  • Kindle

  • あまり期待せずにKindleで買って読んだら、今の自分にとても有用な本だった。
    順調にバリバリ働いてるビジネスマンでも、この本に書かれているようなことを意識せずに来ちゃってる人も多いのではないかな。
    仕事をする原動力、動機を自分で突き詰める手助けになる。ただ、本を読んだだけではダメで、ここに書かれているワークを地道に実践してみないと身にはならないと思う。自分も少し時間をかけて一つ一つこなしてみようと思ってる。
    同じようなテーマでスピリチュアル系の本はいっぱい出てると思うけど、この本の方がよっぽど実践的で役に立つ。超オススメ。

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著者プロフィール

ハーバード・ビジネススクール経営学部教授 。
マネージメント・プラクティス(経営実務)を専門とし、同大学のMBAプログラムなど、さまざまなリーダーシップ講座を担当。2005年にハーバードで教鞭を執りはじめる前は、ゴールドマン・サックスに22年間勤務。

「2016年 『ハーバードのリーダーシップ講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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