日本語作文術 伝わる文章を書くために (中公新書) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 伝わる文章を書くときのポイントがまとめられている。実務でどのくらい活用できるかは未知なので業務次第でまた読み返したい。
    話し言葉と書き言葉は違う、書き言葉は外国語と捉える、短い文章のほうが難しい

    ・文節は長い順に並べる
    友人たちと 先週の日曜日に 桜の名所として知られる吉野を 訪れた
    桜の名所として知られる吉野を 先週の日曜日に 友人たちと 訪れた

    ・ハとガの使い分け 選択的、排他的
    私は学生です
    私が学生です

    私は行く 私が行く
    他の人も行く余地があるかどうか

    ・名詞中心文と動詞中心文 与える印象が変わる
     無生物主語は抽象的、観念的な内容に適する
    世界の人口増加が食料補給の問題を提起している
    世界の人口が増加したので、食料の補給が問題になっている

    ・特定の読み手を想像して文章を書くと親切になる
    ・結論を先に
    ・予告する、箇条書きにする、まとめる

    使えるオノマトペ、慣用句、名言格言諺、舵取り表現の具体例がたくさん上げてくれている

  • ふむ

  • 日頃からビジネス文章を作成する人にとっては、非常に参考になると思う。

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著者プロフィール

1944年生まれ、東京教育大学仏文科卒業。フランス語、フランス文学専攻。現在関西外国語大学教授。
主な著書として『イラスト・フランス語入門』(第三書房)、『フランス語ひとくちコミュニケーション』(白水社)他。

「1999年 『パルロン・フランセ CD付』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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