- Amazon.co.jp ・電子書籍 (486ページ)
感想・レビュー・書評
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子どもに読ませられるかな、と思い読んでみた。ティーンエージャーの生活に取り入れやすいよう書き方を工夫されていると感じたが、少し回りくどさも感じてしまう。あとアメリカの風習に依っているところも引っかかった。結局この後「7つの習慣」を読み返すことにする。
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学業だけでなく、人として大事な事を少しでも学んでもらいたくて中学3年生になった息子に贈りました。電子書籍版を私が先に読み、中学生でも分かりやすい表現、内容のまとめ方になっているのでいいかなと思い紙の本を購入し息子へ。自ら本にマーキングしたり書き込んだりしながら読み進めているのを見ると、いい買い物ができたと思います。
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うーん、ちょっと冗長すぎかな。
やはり原典を読んだ方がいいのかしらん。 -
経営者が愛してやまない自己啓発本。
の、十代向けバージョン。
子供が読みやすいよう事例やイラストをいれるよHAHAHA!なノリが私には合わないので本題っぽいとこだけ拾い読み。
普通ので読めば良かった。
本物を書いた人の息子が著者だから解釈が違う可能性もある。そうならいいと思う。
考え方自体は使えるものだから、信仰せずに適度に距離を置きつつ、道具として使うなら良いものだと思う。
ただ、傾倒して信じ切って実行しないと多分効果は薄い。
全体的に、強者の無邪気な無神経さに満ちている。
心を寄せた気になって、善意で「勇気ある」云々から外れる人を踏み潰していくタイプの邪悪な思想。
子供に刷り込んで良いものではない。
いいこと書いてるのはわかるんだ。
でもこれ、そもそもこの本にたどりつくような生まれの人向けなんだよね。
自分の将来を考えられる、大企業に勤めたり起業したりする自分を想像できるおうちの子向け。
恵まれない環境でも自分は変えられると書いてはいるけど、安楽な場所から「できるよ!」ってキラキラ励ましてるみたいな。
「相手を理解する前に理解させようと」してる感がある。
私がいまいちのれないのは、これに傾倒している人が、習慣がすべて→できないのは自己責任ってなりがちなのを見てるから怖いのもある。
ネオリベと相性がよさそう。この本の書き方はまさにその典型。
まあそれは運用を間違ってるだけだけど、そうさせやすい思想ではある。
「人事を尽くして天命を待つ」の天命がすっぽり抜けちゃってる。
p100の犠牲者菌のあたりはゾッとする。
実際の差別を矮小化する語りを黒人女性の言葉として白人男が語るおぞましさ。
状況のせいにせず自分にできることをするってのは、現状の否認ではないはずだ。 -
とっつきやすいように図や例がたくさん載っているけど、肝心な「7つの習慣」の考え方が、この書きぶりでティーンたちに届くのか。そもそも例がどれも欧米のものなので日本の子供たちに共感を得ない気もする。「7つの習慣」を学びたかったら「マンガでわかる〜」の方が分かりやすい。