- Amazon.co.jp ・電子書籍 (270ページ)
感想・レビュー・書評
-
著者の経験をもとに記載されていてリアリティがありとても面白かったです。海外では現地の人と仲良くなり、文化を学び、積極的に行動していくことが必要だと学びました。国は変われど人間力が大切なであることは不変であると感じました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自己啓発本みたいなタイトルだが、ソニー社員時代に20年間で9ヵ国の海外駐在を歴任した著者の経験を回顧録的に紹介するもので、単なる観念論ではない説得力がある。国や時代によって具体的な方法は異なるが、基本となる考え方や姿勢は共通であろう。
現地社員や顧客との関係、日本の本社との関係、家族の生活、結局すべて人間関係だ。マネジメント職として赴任する人だけでなく、工場や営業の担当者クラスであっても同じ。異文化に受け入れられるためには自分から異文化にのめりこみ、信頼関係に繋げていくことが大事。
私自身は今2ヵ国目の海外赴任だが、共感することも多いと共に、見習いたいと思うエピソードも多数あった。理屈ではなく具体的なエピソードを中心に紹介されているのでイメージしやすく、これから海外赴任するという人が読むのにはとても良いだろう。 -
途中ちょっと日記感が出てしまっていた。
-
郷に入れば郷に従え。これに集約されるが、しかし著者の並々ならぬ努力を感じた。
どのエピソードも生々しく学ぶことがたくさんあった。特に韓国でのエピソードは圧巻というか、ここまでの改革は社長だからこそできた話だけど、感銘を受けた -
経験談には感動した。
ひとつのことを極めてみることで、現地人を超えると、面白がられるというのはとても面白かった。 -
・4/3 読了.なかなか駐在員の仕事内容について知る機会が無かったけど(そういえばこっちに駐在員の知り合いが結構いるのにね)、いろんな苦労があって大変なもんなんだろうね.著者のようにうまく行く例の方が少ないんじゃないのかな.駐在員は恵まれていると同時にそれなりの苦労もあることが分かって、軽々しく駐在員が羨ましいって言えなくなりそう.でもこの話には感動した.自分にはできないだろうなぁ.