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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988126429140
感想・レビュー・書評
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青春時代の1ページを25分間のショートアニメで切り取った作品。
誰しも自分だけの世界を持っている。ファンタジーという名前でくくってはいけないくらい壮大な世界がそれぞれの心の中にあって、時にそれは夢で、または空想の世界で無限の可能性を秘めている。電車の外を見ていたら、そこに走っている自分がいて、土管に落ちないように飛んだり、かわしたりしながらずっと一緒にに走っていく。冒険とは、自分の中にあるからこそ、逆に他人には理解ができない。
本作の素晴らしさは、恋愛の一端をこうした世界観の共有というきっかけがあり得るという無限の世界で表したことにあると思う。ちょっとしたファンタジーが、現実の世界では起こりえないのだけど、でも期待してしまう。大人になると、しごく現実的な世界だけを見てしまうからこそ、ファンタジーが羨ましくもなるものだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉浦監督がアニメミライで参加した短編アニメーション。現実世界の学校と、夢の物語とのコントラストが綺麗に描かれています。主人公のちょっとおどおどした態度にリアリティがあって親近感を覚えます(笑)