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- / ISBN・EAN: 4988013079182
感想・レビュー・書評
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あちこちでかなり酷評されている映画とのことですが…。
うーん、確かに斬新さも深みもあまり感じられないかな。
意識とか人工の神とかナノテクノロジーとかに興味があって借りたのですが、超越者としてやっていることとか、やろうとしたこととか、もうちょっと独自的な視点が欲しかったです。
人間の意識は愛と憎しみという矛盾した感情を内包し、そんな非論理的な葛藤は機械にはできないことだ…とか、第一線の科学者がそんな段階でAIを否定しちゃうのか、とがっくりきました。
映像はリアルになって派手さもあるかもしれないけど、個人的にはまだ半世紀以上昔に作られた『禁断の惑星』の集団的無意識とエゴによる文明の展開のほうが新しく思えるのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すてきなお話でした。思わず涙がポロポロ。
新しいテクノロジーが自我を持って、人類に反旗を翻すっていう映画は今までたくさんあったと思うし、トランセンデンスもそういうお話かと思ったら、ラブストーリーでしたーって言う最後のどんでん返しが良い。 -
テーマは凄く良い。好き ジョニーの超越っぷりに圧倒される・・けど、オチを最初に持ってくる手法のおかげで見事に内容読めちゃうから駄目だろこれ
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う~ん・・・おもしろかったはおもしろかったですが、話はベタな感じでした・・・
ウィルは彼女の望むことを叶えてあげたくてアップロードに同意したんでしょうに・・・残される人の自分勝手な願いが引き起こした事件で自業自得やろと・・・
でも身体的障害に悩んでる人が望めばその障害がなくなる未来はいいなと思いました。
ひ孫がどんな顔してるか見えたら嬉しいだろうなと思います。
医療の健全な進歩に期待です。 -
ナノマシンを軸にしている構成はなかなかおもしろかったし、超越(トランセンデンス)は止めてほしくなかった。「ウィルに従う人間しか残さなくなる」といっていたけど、今だってそう変わらない。ある倫理・規範に従わなければ排除される。だとしたら、ウィルの決めた合理的なモノのほうがだいぶマシ(エブリン以外のことは基本的にどうでもいいはずだから偏向しないはず)。その世界はどういう規範で動くのか、そこまで見たかった。
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死んでもネットの中では生きて成長する何ともある意味怖い映画でした。★3つ半。
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AIが人間を、超える。AI研究の天才ウィルがテロで命を失う。死の前に、妻のエベリンがその頭脳をアップロード、自覚するAIは超越、トランセンデンスする。NETに接続した瞬間、世界中にコピーを作り情報を得て進化。
一方で、そのAI自体はウィルなのか、それを超えた自我なのか。軍隊を作り、世界を支配しようとする。トランセンデンスとは、人類を超えるもの。
これが、現代の持つ問題の根元だと。プログラミングという言語や、進化の概念は既に古く、超越することで新しい世界に移行する。不気味な世界観をジョニーデップの抑えた演技で支える。 -
うーん。あんまり面白くなかった。
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名画座で鑑賞、
本日3本立ての次点。
予告は面白そうだった、確かに。
人格をインストールしたコンピューターは人なのか?
生命とは?AIとは?
テーマは奥が深い。しかしながらジョニデが演じるとコンピューター相手の大純愛物になってしまうから、それはそれで凄い。壮大なテーマは何処かに消し飛んでしまった。SF小説では近時よく見られるネタだが映像化はやはり難しい。コンピューター対人間が操る武器の勝負になってしまう。大昔の「スーパーマン電子の要塞」の如く。もう少し最後は意味不明にした方が良かったかな?