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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (224ページ)
感想・レビュー・書評
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メトロノームの同期から始まって、生物の集団や細胞の同期、リズム、連動などについてそのメカニズムを説明している。読んだ後でもう一冊、本書の前著にあたる本があることを知ったが、そちらを先に読んだほうが良かったかもしれない。
基本的に、要素間に促進や抑制の相互作用があった場合に周期性やリズムが生じる。生物にまつわる現象はどれも極めて精緻であるとともに未解明の点も意外と多く、将来的にも面白い発見が行われるだろう。私達の体は、私達の想像をはるかに越える複雑さを持っていることを痛感した。
ただ、個々の話題は興味深い物が多いのに対して、本書全体を通じたテーマといったものはわかりにくく、雑学集のような印象を受けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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