明治緋色綺譚（１３） (BE・LOVEコミックス) [Kindle]

著者 : リカチ

• 講談社 (2014年10月10日発売)

感想・レビュー・書評

[あるふぁさんの感想 · 2015年8月24日]

「自分に感情が向けられるとすーぐ一歩引いちゃうでしょう」大人なのか子どもなのか。「良縁は笑いあって繋いでいくものよ」明治緋色綺譚の中で一番津軽の母親が好きかもしれない。「気持ちは顔についてくるものだからよ。そんなしけた顔してちゃあ楽しいもんも退屈になるものよ」突っ込みどころというか物申したいことは山ほどあるけど、じれったい明治緋色綺譚もなんとか落ち着いた。自分の人生思い通りに生きていけりゃ幸せだし、思い通りにするかしないかは詰まるところ自分次第だよな。と。

著者プロフィール

BE・LOVE2011年6号で「明治緋色綺譚」の読み切りを掲載。主な作品に「明治緋色綺譚」(全13巻)、続編「明治メランコリア」(全11巻)、「昭和ファンファーレ」（全7巻）がある（すべて講談社）。

「2023年 『星降る王国のニナ（10）』 で使われていた紹介文から引用しています。」