- Amazon.co.jp ・電子書籍 (202ページ)
感想・レビュー・書評
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unlimited
「道真少年の事件簿」という評があって笑ってしまった。すごいピッタリ。「謎」自体は単純なものが多いしヒントもめちゃめちゃ分かりやすく出てるのですぐにピンと来てしまうものが多いけど、その行動に至るまでの人の心理などの描写が上手いし面白いと思う。
月刊とは思えぬ話のゆっくりさ加減なので、コミックにまとまってから読んだ方がいいなこれは…。
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平安時代のお役人(検非違使や、陰陽師等)も激務をこなしていたんだな。
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何気に手に取った応天の門。かつての自分であれば時代が時代で、題材も題材で、敬遠していたであろう作品。年をとり世の中の仕組みだったり、人の思いであったりをかじり、様々な知恵をつけたら見方が変わった。阿吽や呪術廻戦などの他作品と出会ったことも大きい。名前ぐらいはかろうじて知っている過去の偉人たち。創作とはいえ史実に基づき、時にミステリ仕立ての謎解きエピソードを盛り込み、政という名の下に権力を争うおっさんたちの思惑にページをめくる手が止まらない。
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これは面白いです!
平安ミステリーといった感。
三白眼の道真と業平2大スターの共演と、藤原一族。
時代背景についても細かな解説あり、創作だけど時代に浸れる。一気読み決定です! -
キンドルがやたらとこの漫画をおすすめしてくるので、気になったので読んでみると、シャーロックを彷彿とさせるとても面白い漫画だった。
読むまでは表紙の少年は宮さまか誰かかと思っていたら、菅原道真公だった。
実際に菅原道真と在原業平に交流があったのかは、長岡天満宮https://nagaokatenmangu.or.jp/がそう主張しているだけで、他の文献では確認されていないらしい。
おそらく神社に箔をつけるために、伝説的な有名人たちのエピソードを作ったんだろう。
それはともかく、この漫画は面白い。長岡天満宮にも行ってみたい。長岡ってどこ?京都?狛犬はあるのかな? -
パッと見は無気力なヤレヤレ系主人公の謎解き漫画といった印象だった。(「薬屋のひとりごと」のような) 知識豊富で才能ある主人公が「自分はまだ何も知らない」と感じて更にひたむきに研鑽に向かう姿勢に刺激を受けて、自分もまだまだやれることがあるのではという自己啓発的な受け取り方をしました。
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学生時代の菅原道真を主人公にした、平安初期のサスペンス。在原業平、藤原高子、伴善男、藤原基経などの歴史上の人物が登場する。
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菅原道真が主人公。独特のタッチだけど、綺麗な絵。話も解決までが早く面白い。
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大河ドラマ「平清盛」ファンとして、(なんだか読みやすいな…)とすいすい読み進めてたら考証に本郷和人先生が出てきてついウフフって笑ってしまいました。
一種のホームズ&ワトソンもので、怨霊や祟りの仕業とされる事件を若き日の菅原道真が在原業平と共に解決してまわるのだけど、そんな主人公その人が日本有数の怨霊と恐れられる結末が避け難いのを想えば、青春がうららかに描かれるほどこの先どうなってしまうんだろうと思わせる描写でもあります。