佐藤可士和の打ち合わせ [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 後半は1話1話が短かったですが、ふと考え直すと、まさにこれが著者が頭の中を言語化されていることに気がつきました。(いい意味でタスクリストのような感じ)

    仕事上で部下がミスをすると「センスがない」と言う同僚がいますが、「そのセンスって何?」と思っていましたが、本著を拝読し「言語化しないから部下に伝わらず、同じミスを繰り返させてしまうんだ」という思いに至りました。ちょっとした気遣いなどを言語化されている著者に感服いたします。

  • ・アイディアの前にイメージを共有する
    ・話さない人はいらない
    ・タイムイズマネー
    ・事情のパワーに呑まれない
    ・社内打ち合わせはよくない。いつでも話せるダカールラリーの補助席のようなもの。内線でコミュニケーションしてしまう。

  • ものすごく基本的なこと、でもなかなか普段できていないことが書かれているなと思った。
    私が意識してやろうと思っていることも多くて、同じだ!とうれしくなった。
    「アイデア」という言葉を使わずに「イメージ」という言葉を使うのは、私もやってる。
    自分の仕事の進め方や人との付き合い方を振り返るために、時々読み返したくなる本。

  • 打ち合わせを変えることで仕事は変わる。具体的な改善点をわかりやすく説明している良書。ただし、内容としては一般的なものが多い。

    ・打ち合わせは最初と最後の5分で決まる
    ・打ち合わせ後はすぐに実作業に移れることが大事
    ・飲み物とかにも気を配れ
    ・打ち合わせはすべてブレスト。ブレストも拡散から収束までをデザインせよ。
    ・会食は未来を語らう場に
    ・オープンマインドで部下から話しかけやすいように配慮、任せきるのではなく進捗は都度確認できる/確認される関係性
    ・カジュアルな打ち合わせを奨励、立ち飲み屋的なスペースで10分くらい。

  • 体制図をつくって責任を明確にする、って業務範囲と体制図を作ることにかけては官僚機構の右に出るものはいないから、やはり官僚の仕事能力は高い、、のかな

  • あえて言うなれば可士和流プロジェクトマネージメントの方法論概説だ。
    プロジェクトマネージメントの解説書はPMBOKに代表されるように幾つも有るが、木本的には帰納的にまとめられていて実際の場面が想定しにくい。この本は佐藤可士和氏という個人のフィルターだけを通じて演繹されており、非常に読みやすいし共感できるところが多々ある。星四つ。

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著者プロフィール

■佐藤 可士和(サトウ カシワ)
クリエイティブディレクター。博報堂を経て「SAMURAI」設立。
主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。
近年は武田グローバル本社、日清食品関西新工場など大規模な空間デザインプロジェクトにも多く従事。
文化庁文化交流使(2016年度)、慶應義塾大学特別招聘教授(2012-2020年)毎日デザイン賞ほか多数受賞。
2021 年春に国立新美術館で「佐藤可士和展」を開催予定。

「2021年 『佐藤可士和の対話ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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