君よ憤怒の河を渉れ (徳間文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 昭和51年に映画化された作品の原作。高倉健演じる主人公が無実の罪を着せられ、北海道まで逃亡してきます。事件の真相を追うべく、様似にいる事件関係者の元へたどりつくのですが・・・。様似の集落や川の名前も出てくるためとても身近に感じられるかも?実際に映画の撮影も町内でやっており、様似にとって思い出深い1冊です。(様似町)

  • 冤罪を免れるため逃亡した検事が、逃避行を続けながら事件の真相を暴いていく。著者も書いているように冒険小説だと思うが、その内容がすさまじい。ただし、スケールは大きいのだが、小説としての完成度は低い気がする。結局は推理小説に戻ってしまうオチも不満だ。高倉健さんの映画は未見、ジョン・ウー監督作は3度チャレンジしたが、30分ともたなかった(-_-;)。

  • 西村寿行の作品を初めて読みました。勝手にミステリをイメージしてましたが、著者によるあとがきにもありましたが冒険小説だったんですね。ハリウッドのスパイ・アクション映画をほうふつとさせる内容でした。映画化はされたとのことなのでウェブで調べてみると1976年公開時には中国で一大ブームとなり今年中国で作成されたリメイク版も公開されてますね。小説の文体はハードボイルドですがやり過ぎ?とも思えるシーンも多々あるので、どのように映像化されてるか新旧両作品とも興味あります。

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著者プロフィール

1930年11月3日年香川県出身。ハードロマンと呼ばれる作風で人気を得る。1969年にデビュー後、動物小説、社会派ミステリ、アクション小説(バイオレンス小説)、パニック小説など幅広い作品でベストセラー作家となる。代表作に、映画化もされて大ヒットした『君よ憤怒の河を渉れ』『犬笛』など。

「2020年 『癌病船応答セズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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