本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (272ページ)
感想・レビュー・書評
-
初読み小松左京、日本沈没のイメージが強くて大したことないと思ってたけど(日本沈没自体読んでないのにすいません…)、凄かった。知識も文章力も超一流、米ソ冷戦と核戦争がどーしても古臭いネタで後半そのあたり乗り切れなかったけど、端々に散りばめられた知識人っぷりに脱帽。日本沈没含めて他の本も読んでみたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容のスリリングさは言うまでもなく、作品の背後に流れる意志に改めて心打たれた。作者は極限状態を想定することで、一種の思考実験として、国境・文化の差によるコンフリクトを打破する方法を考えている。大きな仮想敵が現れない限り、争乱は絶えないのだろうか。
-
人類を滅ぼすのは人類である、というカタストロフィな小説。昔の本だからやや読みづらい感じもしたけど、後半は楽しく読めた。
全3件中 1 - 3件を表示