仕事は楽しいかね? (きこ書房) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 事業が上手く行き、先行きも心配ないはずなのに、なぜか仕事や人生のことについて悩んでいるサラリーマン・・・というか起業家が主人公。彼はある日、偶然にも空港でカリスマ起業家の老人に出会います。その老人からアドバイスを受けて、自身の仕事観について再考する、というのが本書の概要です。ストーリー仕立てではありますが、その実ビジネスや人生を再認識させてくれる内容でもあります。

    本書の主人公のような起業家ではないけれど、私自身も仕事で時には悩んでしまう事が少なくない会社員です。仕事に対しての見方や考え方が変わるかな?!と思って期待して読んでみました。

    この本を読んで、私が思う本書の言わんとすることは「試すことの大切さ」だと感じました。
    とにかくなんでも挑戦してみることや、それを通じて自分を変えていくことは、やってみて上手くいったか失敗だったか?という結果以上に大切なんだと思いました。
    正直な話、私自身はこれまで何をやるにしても『どこかで素晴らしいアイデアがやってくる!』と心の底で期待していたところがありました。言うまでもなく、このようなマインドセットでは何もプラスの結果なんて起きないですよね!でも当時は私自身そのことに気づいていなかったのです。

    ・試してみることに失敗はない
    ・人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ

    「待つ姿勢」ではなく「動き続ける」ことが大事で、そして、自分自身や環境を常に変えていくことがどれだけ大切なのか、本書を読んで改めて再認識することになりました。
    本書を読むことでどんなことが得られるか?

    詳細なやり方は本書を読んでみてください。
    (今ならAmazon Unlimitedの対象タイトルになっています)
    この本の太字のところを頭に置いて日々の仕事に献身することで、今まで気づかなかった大きなチャンスを拾うことができると思います。
    定期的に読み返すのもいいですし、大事な文章は紙に書いて壁に貼っておくとかするといいかもしれません。私はスクリーンセーバーにしましたよ!
    それくらい、大事な内容がシンプルに書かれているとても読みやすい本です。

    あらためて本書を読んで、仕事では「試す」ことが成功を生み出すのだと知ることができました。
    今後は、自分の普段の行動から発見やアイデアを集めつつ、それらを組み合わせて試していきます。
    さらに、試した結果うまくいかなくてもまた試してみる姿勢を持つようにします。なぜなら、そうしていくことで、ただ他人の真似をするよりも成功確率が上がっていくと思えるからです。
    本で書かれていた3つのリストを作って早く実践してみたい気持ちになりました。

  • たくさんのアイデアを持つ (好奇心
    試してみる (トライアンドエラー
    問題、失敗と仲良くなる (ピンチがチャンス

    〝試すことは簡単だが、変えるのは難しい〟
    違うことをやる勇気。

  • 新しいことに取り組む勇気をもらい、日々の困難を前向きにとらえる視点をくれた。良かれと思ってやったことが全て正解であるわけでもないし、成功するわけでもない。大切なのは、そうやって試してみて、その結果と過程から学び、さらに良いものを目指して変わり続けようとする姿勢にあること。とかく「これをやってみようかな」と新しいことを考えてみては、「前例がないから」等と何かと理由をつけて何もしない選択肢を取るという自分のあるあるな思考プロセスに悩んでいた中、まずは試してみればいいんだと背中を押してくれる。著名人も別に崇高なビジョンや野望があって成功したわけじゃない。「こうすれば良いのでは」「これはどうだ?」と試行錯誤を重ねて変わることを諦めなかったから、最終的に成功したんだと。

    内容自体も聞いていて面白かった。思いがけない良著に出会って嬉しい。今から実践しよう。

    以下、参考になったフレーズ等のメモ。
    ・試してみることに失敗はない
    ・計画しても人生なんか管理できない
    ・遊び感覚で色々とやって成り行きを見守る
    ・成功したいなら絶えず日々変わり続ける
    ・少し考えて出た話はたいてい誰かがすでに持っているアイデア。並みに試しても成功はない。
    ・人は変化は大嫌いだが試してみることは大好き
    ・失敗を恐れすぎて宇宙から素晴らしいアイデアが降ってきたことに気づかない
    ・試すことは簡単だが、変えることは難しい。
    ・困難というのは1つ1つが実地演習を始める合図だ。試すことは1つ1つが世の中への問いかけだ。答えというのは1つ1つが旅だ。予定の計画は人生に任せておけばよい。

  • 早く将来のことを考えて、目標を立てて、行動しないと!って思ってた時に丁度この本に出会って、すごく気持ちが楽になった。ベストセラーと知って、納得の一冊だった。自分に新たな視点を持たせてくれた本。
    結論から言うと、この本が読者に伝えたいことは『目標はたった一つしか持たなくていい。それは”毎日毎日違う自分になる”』ということ。今までは目標は持つべきものだと考えていたけれど、目標を持ったところで未来がどうなるかは誰にも分からないし、そんなことよりも 毎日新しいことを何か一つでもを試す方がよっぽど成功に近付けるということがこの本を通して書かれている。
    もうひとつすごく考えさせられたことは、完璧とは果たして何なのか?ということ。本文に『ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上良くならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。』と書かれていて、目標とか完璧とか そういう自分にとっての理想を一つの概念で形作ってしまうことは、危険なことなんだなと気付かされた。
    この本をきっかけに今日から、すごく小さなことでも毎日1つ新たなことをして、それをノートに書いていこうと思った!

  • こういう自己啓発系の言葉はすっと入ってこなかったり、ムカついたりすることが多々ある。けどこの本は感じのいいおじいちゃんがおしゃべり感覚で本の内容を伝えてくれるため親しみやすく、続きも気になる展開となっていて上手いと感じた。

    この本の内容を一言でまとめると
    「目標なんかいらない、今目の前をいかに工夫して楽しむかの連続が最高の人生である。」という感じ。
    僕の人生観のコアとなっている鍛錬にも通じる話でとてもしっくりきた。

    仕事を言い訳にするのをやめてジムワークを再開しようと思った。(コロナと相談しつつ)

    • てぃぬすさん
      ホリエモンとまったくいっしょやな
      ホリエモンとまったくいっしょやな
      2020/04/06
  • 「人々はしたくもない仕事をし、同時にそれを失うことを恐れている」。なんと本質的な言葉だろう。周りの人にも仕事の魅力を語るよりも愚痴をこぼす人も多い。しかし実際に辞めることはない。
    このように直接的に書かれると、なんと矛盾をはらんでいるように思うし、もったいない、つまらないと思ってしまう。
    逆説的に考えると、「やりたい仕事をし、同時にそれを失うことを恐れない」といったところか。うん、かっこいい。笑

    では、そうなれるために、どのような事柄が書かれているだろうか。

    「遊び感覚で色々やり、成り行きを見守る」「成功するということは右へ倣えをしないこと」「望みうる最良のものは手に入れたものを好きになること」「適切なときとか完璧な機会なんてない。その場でただちに始めるということ」「ある事柄が完璧だと決め込んでしまうと、それ以上良くなることはなく、ライバルに追い抜かれるのを待つだけ」

    など、様々な視点が示されている。
    このような大きく大切な視点は、日々の中で忙しさに埋もれてしまいがちだ。しかし、本書でたまたま飛行機の遅延によりたっぷりの時間を使いこのようなことを集中して学び考える機会を得た主人公のように、私たちも日常の中でしっかりと時間を作ってこのような根幹を思い直すことは非常に大事だろう。

  •  このところ、ビジネス関係のハウツゥ本のようなものを読むようになった。「こんなことができるようになる」とか、「できるひとはこうしている」とか、魔法のようなタイトルを持つ本がたくさんあって、時にはわらをもつかむような思いで手に取ることもあるのだが、タイトルだけがすごくて「中身はようやくすれば10ページ」的なものもあり、がっかりすることも少なくなかった。

     そういう中では、この本はとても充実していて、読んでいて「自分の仕事のやり方を変えていこう」と素直に、しかもわくわくしながら感じることできる本だった。

     仕事に疲れたサラリーマンが、悪天候のため飛行機が飛ばない空港で一夜を過ごす話である。そこで知り合った老人実業家との会話が、ほぼ全編だ。つまり、マンツーマンのセミナーを受けているような印象なのだが、とてもたくさんの具体例と、明確なメッセージがあり、そのメッセージのひとつひとつがわかりやすく、しかも「やってみよう」と思えるようなものだった。あくまで僕の場合であり、個人差はあるかもしれないのだが、今の僕にとってはとてもタイムリーで、読み終わった後、仕事に対する意識が確かに変わったと感じる。

     タイトルにある「仕事は楽しいかね?」という問いかけが全体を覆っていて、では本当の意味で楽しくするにはどうしたらいいのだろう、というアイデアが詰まった本である。誰にでも勧められるものではないかもしれないし、もちろん魔法があるわけではないのだが、少なくとも僕にとっては、「読んでよかった」と素直に感じられる本だった。

  • ◯毎日、毎日違う自分になること。これは試すことを続けなければならないということ
    ◯他人を凌ぎたいと思うなら、まず最初に越えるべき一番難しいステップは、並の人を止めること
    ◯ある事象が完璧だと決めんこんでしまったら、それ以上良くならず、ライバルに追い抜かれるのを待つだけになる
    ◯完璧とは、ダメになる過程の第1段階
    ◯あらゆることをしろ。素晴らしいアイディアは何処からやってくるか分からないのだから
    ◯みんなが気がつく位に何でも変える。好奇心を旺盛にする。
    ◯新しいアイディアとは、新しい場所に置かれた古いアイディア
    ◯活用しようと思うことは、どんなことでも活用する。そして拝借できそうなアイディアを、あちこちから探す
    ◯過ちを見るときは感情を抜きにして見なければならない
    ◯ミスは隠そうとしがち。しかしミスは前に並べて、しっかりと調べなければならない。恥だと思ったり、怒りを覚えたりすることなく。だからこそミスは時間を置いてから取り組むべき

  • Kindleで読んだ。

    つまりは挑戦が大事ということらしい。

    働きたくないこと!

  • コピーショップが、なぜ失敗したか。
    考えさせられました。

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