西遊記~はじまりのはじまり~ [DVD]

監督 : チャウ・シンチー 
出演 : スー・チー  ウェン・ジャン  ホアン・ボー  ショウ・ルオ 
  • Happinet(SB)(D)
3.39
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953055797

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりのチャウ・シンチー監督
    笑える娯楽作として楽しめました。

    妖怪ハンターのひとりにXing Yuを持ってきたのは大正解!ちゃんとカンフーできる人を起用しているところが◎。
    中国の怪談綺譚とかも逆引きでいろいろ読んでみたくなりました。水木しげる氏の妖怪本とかに載ってそうですね。
    CG多様されてますが、それなりに効果あると思います。アナログな血しぶきは「カメラを止めるな!」を思い出してしまった。
    退屈している小中学生たち、これを観てちょっと笑って筋肉弛緩させた方が良いですよ〜。
    そして、興味を持ったら岩波少年文庫「西遊記」も読みなされ!中国文学へいざなわれる少年少女があるかもしれません。何が入口になるかわかりません。

  • たまには中国映画も観ようと思って『西遊記~はじまりのはじまり~』を観ました。

    中国のコメディ映画って、ある意味突き抜けていて面白いよね。
    シリアスな作品も不思議にギャグみたいだしね。

    最後はキングコングVS大日如来みたくなっていて、しかも大日如来のビジュアルが毘盧遮那仏ちっくで意味不明でした。

    でも、お話はまとまってるんだわ。
    面白いねぇ♪

    猪八戒さんがつやつやしていて美味しそうでした。
    とんかつが食べたくなりました。

  • CGがかっこいい。アニメ的表現を正しく実写化するとこうだよねという感じ。日本で広まっている西遊記と本来の西遊記は若干キャラクターやストーリーに違いがあるし、もともと残酷な面はあるのでこれも良し。小二の息子もこれぐらいは別に気にせず笑って観てました(妖怪好き
    、オカルト好きな息子ですけどね)
    ちゃんと武術ができる人のアクションてやっぱりキマってるし、端役のキャラ立てもマンガチックでチャウ・シンチーらしい。豪華になったチャウ・シンチー、ファンなら観て損はないでしょう。

  • 実はあまり期待していなかったのだが、ストーリーもテンポもよく、ビジュアルもハチャメチャで愉快すぎる。
    子供はもちろん大人でも充分楽しめるドタバタエンターテイメントにし上がっている。

  • 面白かったです。日曜でだらだら暇な時に観る映画としてはちょうど良かったです。特別なものは何もありません。暇つぶしとして見てください。いい感じで笑えていい感じで時間つぶれます(笑)

  • 世間的には「少林サッカー」の一発屋、
    覚えてて「カンフー・ハッスル」での二発屋なんじゃないかなーという
    チャウ・シンチーの作品が久々に脚光を浴びた感じですかね。

    公開時はそこそこCMとかも打ってた気がしますが
    収益はどうだったのかなー。

    …っていうか、主演降りたんだ!
    思いのほか、割り切りがいいやつだったんだな。

    近年では『DRAGONBALL EVOLUTION』や『グリーン・ホーネット』で
    不遇な扱い(自分の意思もあるだろうけど)を受けていたようだねー。
    出来上がりを見ると、ガチオタ系のシンチーを疎んで作ったその2作の体たらくをみれば
    ハリウッドのやり方が我慢できなかったんだろうし、それで正解よね。
    (セス・ローゲンのコメディホーネットも嫌いじゃないけども)

    そんなシンチーは「俺ら」側だと思ったりするんだけどね。

    …てな男が作った西遊記。
    ~はじまりのはじまり~というだけあって、三蔵と悟空のなれそめ?を描いた作品です。

    基本は駄目妖怪ハンターだった玄奘(三蔵)が、目覚めるまでの物語ですな。
    演じるウェン・ジャンは知らん人ですが、線の細そうなイケメンでちょっと繊細そうなあたり、
    シンチーっぽい人物ではあります。

    が、製作者が自己投影するのに似た役者を選ぶのはよくある話だし、
    この物語の玄奘としても、ふさわしい人物像。

    そしてそれにまとわりつく、腕利き妖怪ハンターの女首領がスー・チー。
    この人、ジャッキーの「ゴージャス」でヒロインを、
    「風雲ストームライダース」で アーロン・クオックに片腕をくれてやる医師の娘を
    演じていたのが印象的ですが、当時は「おぼこい」っつの?
    愛嬌のあるあか抜けない田舎娘っぽい娘でしたが、いまやすっかり姐さん系。
    でも、愛嬌があるのは変わらなくていいやね。

    そんな姐さんに助けられつつ、
    沙悟浄、猪八戒、孫悟空を退治しつつ、手下に加えていくという話。

    虎魚の沙悟浄もなかなかでしたが、猪八戒は人の陥れ方から真の姿になるまで、なかなかの強キャラっぷりで悪くない。
    油でテッカテカの好男子が牙をむくあたりとか格好いいよね。

    ただ、彼らは今作では全くしゃべらず、災いを起こして退治される存在だったので
    次回作があるなら、どんな性格してるのかなーとか、非常に楽しみです。

    そして悟空は、可愛くも格好良くもない、リアルに嫌な感じの男で、
    それで行こうとよく決断したなーと。
    京劇風のお猿姿や巨猿はまだしも。
    人間体っつーか、通常形態があんなにパッとしない男でいいんかね。

    ま、そんな不安はありますが、トータルして観て今作、西遊記物としてかなり悪くない。
    終盤のスケールのでかさとか笑っちゃうけど、でもそういうことだよね、って、
    なんか知らんけど納得感が半端ない感じ。
    姐さんの手下連中とか、ほかの妖怪ハンターも、キャラも立って面白いし。

    ただね。カンフー・ハッスルがそんなにハネなかったように、
    中華ファンタジーって今日本であんま受けなそうな気がすんだよね…。
    シンチーのギャグもあまり日本人好みではないような…
    次回作があっても、劇場にかかるかちょっと不安だったりして。

    あと、最後に3人のしもべと天竺に向かうところでエンディングになるんだが、
    ここで横並びで歩きながら流れるBGMがGメン75w

    何を考えてるんだ…と思ってスタッフロール見てたら「柔道一直線」のBGMも使われてたらしい。

  • 心優しい妖怪ハンター玄奘(ウェン・ジャン)は、わらべ歌で妖怪退治して人々を救おうと奮闘しているが、うまくいかない。
    師匠に「お前には何かが足りない。」と言われ、無限変幻リングを使う姉御肌の妖怪ハンター段(スーチー)に一目惚れされつきまとわれながら、沙悟浄たちを退治し、猪八戒を退治するため、孫悟空(ホアン・ポー)に対面する。
    「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチーが、日本でも馴染み深い中国の伝記小説『西遊記』を下地に三蔵法師の若かりし頃を描いた冒険コメディ。

    西遊記以前の玄奘、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の隠されたストーリー。「カンフーハッスル」のチャウ・シンチーだけに、河辺の街で人々を襲い喰らう沙悟浄と戦うシーンでは、川の上に組まれた足場をシーソーのように飛んだり跳ねたり、無数の腕輪を使う段や巨大化した足を使う足じぃや無数の剣を使う空虚王子のとんでもなさすぎな技が飛び出す奇想天外なアクション、素朴な玄奘を振り向かせるために段が繰り出す手段の数々のラブコメ(人を操るお札を使った誘惑が裏目に出る大爆笑シーンなど)、玄奘が真の愛に目覚め妖怪ハンターとして覚醒する熱いドラマもあって、大笑いしながら楽しめる西遊記エピソード0でした。

  • いい意味でいろいろ期待を裏切られて充実感たっぷり。途中の大笑いから、このままこの路線で突っ走るかと思ってたら、あんな切ないラストを持ってくるとは!玄奘に片思いする段の可愛い強気が、いじらしくて仕方ない。
    孫悟空、沙悟浄、猪八戒の改心がいまいちはっきりしなかったけど、この続きがあれば無問題か。西遊記本編の映画化を期待してしまう。
    段のリングはそうなるだろうと思ったら、やっぱりw ​

  • コテコテでもここまでやる人は中々いないでしょう。

  • 西遊記のお話の前日譚。少林サッカーも見てないけど、面白かったです。吹き替えで見てたら、斎藤工が声やってた!

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