- Amazon.co.jp ・電子書籍 (226ページ)
感想・レビュー・書評
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とても面白く、今後の考え方や生き方に影響を与えてくれた本。
著者の意見をすこし突飛だと思う人もいるかもしれないが(自分もすべてをそのまま納得することは出来ない)、実際いいねの数やフォロワーの数でその人の価値が測られるように現代社会はなりつつある。
頑張って生きるのに疲れてしまった人にはおすすめ。 -
いわゆるインフルエンサーの仕事論でした。
これからはお金ではなく、人からの評価によって生きていく時代になる。
ひとつの会社に終身雇用されるのではなく、10〜50個の仕事(手伝い=すぐに金になることでなくてもよい)をすすめる。その10〜50個のうち収入がプラスにならないものが多くてもいい。
何が伸びるかはわからないのだから。
いわゆる『卵は一つのカゴに盛るな』ですね。
戦国時代の武士、江戸時代の百姓などと比較して語るのは面白い。ただしデータを分析した本ではなく、著者の感覚的な物言いが目立つ。
評価を集める、人との繋がりを集めるためにどうすれば良いかに回答を示したのは、この本が初めてで興味深かった。
(1日5回人を褒める。SNS上でもいい。そして褒められたら、(褒めた人ではなく)○○さんもすごい、と評価の輪を広げる。すごいことができなくていい。『いい人』とわかって貰えれば十分、とのこと)
実際にこの人の言う通りの行動をして上手くいく確率は結構微妙かな、という感想を抱いたが、ひとつの生き方として楽しく読めた。 -
これからの時代はいい子戦略で、3Cを構築していき愛されニートを目指していこうと思います!
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これからは貨幣経済でなく評価経済になる。だからこそ、いい人になって、周りの人のお手伝いをしよう。そうすれば、人から好かれてコミュニティに認めら、勝手に仕事が増えていくから。
まとめると、このようなことが書いてありました。
言っていることの大部分は共感できます。ただし、サラリーマンを辞めて、いくつも仕事をするのは現実的とは思えません。
少しずつ自分のできることを増やしたり、愛想良く人に接したりすることから始めていきます! -
お手伝いサーフィン
50の仕事を持つ
お金になるもの20、お金にならない、小銭稼ぎ20、お金を払う仕事10 -
・仕事の絶対量が減っている。
・既に就職という考え自体が、時代の流れに合っていないのでは。武士社会の中で「就職」をいつまでも目指し続けた新選組のように。
・分解しにくくて、人に説明するのが難しい仕事。つまりその会社内でのしがらみが多くて、なぜこうなるのかルールを人に説明できない仕事。そんな面倒な仕事ばかりが、会社に残る。
・就活がしんどい理由は、会社が人を雇わないから。
・周囲との関係性の豊富さこそが、豊かさ。
・人間の支出の7割は、煩わしさを逃れるために使っている。
・誰かの世話をするために、お金が必要。
・「雇われる」という言葉が「参加する」になる。「稼ぐ・働く」は「手伝う」という言葉に置き換わる。
・「かわいげ」のある人は、色々なサポートを受けることができる。
・お金でお米を買う人は「お金しか手段をもたない、かわいそうな人」
・百の職業を持つ人=百姓 単職=武士
・お金の代わりに、お手伝いが潤滑に回るようにすればいい。
・人間の値打ちは、コンテンツ、コミュニティ、キャラクターの3つのCで決まる。
・「愛されキャラ」は、その後、進化型として「頼られキャラ」になることが多い。
・地縁、血縁といった「自分が所属している小さなコミュニティ」の中で仕事を探すことが大切。
○この本、学生さん達に読んでほしい。 -
人と人とのつながりはどうして大切なのかを「仕事をするとは」という切り口から考える。
そこで提案される、「お手伝い」という概念。
仕事というと堅苦しいけれど、お手伝いと言い換えると、なんだか心込めて仕事ができるような気がする。 -
就職しなくても、そんなにお金がなくても、幸せで豊かな生活を送れる、何をそんなに必死になってるんだ⁈と語りかける一冊。まったくもってdisagreeです。人間一人の維持費はペットと同じ2万円なんだから、愛されニートとして生きてくこともできる。人は「立場」が欲しいだけ。正社員という立場、誰々の奥さんという立場など、本当にそれが幸せか?一人が稼いで5人が食べていたサザエさんの時代から、一人で3人しか食べられないドラえもんの時代に変わっている。結局最後はいい人が生き残る、という意見は賛成だけど、あまりに非現実的。