クローバー 【通常版】 Blu-ray

監督 : 古澤健 

出演 : 武井咲  大倉忠義  永山絢斗  夏菜  木南晴夏  水沢エレナ  三浦靖子  村上健志  西村雅彦  上地雄輔 

• TCエンタテインメント

感想・レビュー・書評

[りぃ子さんの感想 · 2016年2月2日]

【ストーリー】ホテルに勤務する入社2年目のOL鈴木沙耶（武井咲）。持ち前のピュアで一生懸命な性格を生かして仕事に奮闘する中、彼女はイベント企画部に配属されることに。冷静沈着で頭のキレるエリート主任・柘植暁（大倉忠義）の部下となるものの、ミスを繰り返して彼から叱られてばかりの毎日。そんなある日、彼女は柘植から交際の申し込みを受ける。思いがけない出来事に困惑していると、今度は中学時代に思いを寄せていたハルキと再会する。二人の間で、沙耶の心は激しく揺れ……。

[Chieさんの感想 · 2016年2月2日]

レンタル。2014年、日本映画。監督：古澤健、主演：武井咲。

　ホテルに勤めるOL・鈴木沙耶（武井咲）は、ドジばかりでいつも上司の柘植暁（大倉忠義）に怒られ嫌気がさしていたが、ある日なんとその柘植から交際を申し込まれる。どういうつもりかと訝る沙耶だったが、同時期、中学時代の初恋の人で現在は人気俳優の樋野ハルキに再会し、想いを告げられたことで悩み、それを相談したことからリハビリのつもりで柘植と付き合い始める。次第に柘植に惹かれていく沙耶だったが、柘植は社長（上地雄輔）の妹で取締役の栞（夏菜）に気に入られ、異動や結婚話までがもちあがる。

　キャスティング聞いた時から「これは期待したらだめなんだろう」と思ってはいたけれど、やっぱりだった。沙耶も柘植さんもハルキも、全部イメージ違うー！あれだけのストーリーを短くするからある程度は仕方ないんだろうけど、この脚本では柘植さんがただ地位に目の眩んだ男にしか見えん…。ラブストーリーなのにきゅんきゅんするところも無かったし。しかもあれだけ大それたことをやって、無事でいられるって……どれだけ心の広い社長なんでしょう。それまで圧力かけていた人物と同一人物に思えない。唯一良かったのは夏菜さんかなぁ。原作とは全然違ったけど。

著者プロフィール

1972年生まれ。東京出身。映画美学校第一期生。『超極道』（01）、黒沢清監督の『ドッペルゲンガー』（03）などの脚本を執筆。04年に「ロスト☆マイウェイ」で監督デビュー。06年には松竹配給のホラー映画「オトシモノ」が公開。最新作『making of LOVE』では自ら映画監督の「ふるさわたけし」役で怪演。映画美学校で講師をつとめる。

「2010年 『質疑応答のプロになる！』 で使われていた紹介文から引用しています。」