百円の恋 [DVD]

監督 : 武正晴 
出演 : 安藤サクラ  新井浩文 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
3.93
  • (107)
  • (175)
  • (96)
  • (14)
  • (4)
本棚登録 : 814
感想 : 182
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101184026

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 安藤サクラさんの演技とても好き。
    すごい努力をされているのが伝わってきてドキュメンタリーを見ているようだった。
    試合で何度打ちのめされても立ち上がってくる一子の姿に胸が熱くなった。

  • 好きな映画ベストテンには間違いなく入るかな。
    一度観終わってから、ラスト25分の所から何回も観てる。
    安藤サクラ最高過ぎるし、安藤サクラでしかない映画。
    最高。最高。最高。

  • Amazon Prime Videoで観賞。安藤サクラさんの演技に終始引き込まれた。
    様々な登場人物がいるが、なぜか誰一人憎みきれない。
    根っからの善人or悪人がいない世界観は妙にリアルで、自分のすぐ隣で起こっている出来事なんじゃないかと錯覚する。

    一子(主人公・安藤サクラ)が32歳にして初めて(おそらく)何かに打ち込み、性格も変わっていく様子は、観ていて微笑ましく、爽快だった。年齢は関係なしに、これは青春映画と言ってもいいかもしれない。

    あと、主題歌も作品にピッタリで最高。

    とにかく、観て良かった。

  • 働かず家でぐーたら過ごす主人公。
    姉とは会うたび大げんか、恋人には捨てられ、バイト先の先輩に強姦され、正社員からはグチグチ言われる日々。
    そんな自分に嫌気がさしたのか、彼女はボクシングを始める。

    その様は、演技とはいえかなり練習を積んだんだろうと分かるくらい、迫真の演技。フットワークやパンチの速さが、素人とはまるで違う。

    ラスト、主人公は「勝ちたかった・・・」と感情を爆発させる。かつて無表情で無気力だった彼女はそこにはいなかった。

  • 安藤サクラ、すげぇ。
    前半の弛緩しきった肉体が段々ボクサー体型になってく。
    あの背中ボリボリの女が!(笑)
    インタビュー読むと二週間の撮影だったそうで、それで、この絞りかたはすげぇ。
    段々、形もボクサーっぽくなっていって、試合シーンは興奮した。カメラワークも生々しかった。
    おもしろかったなぁー

    新井さん、もったいないことしちゃってさ…(ため息

  • 32歳で引き籠りの斎藤一子(安藤サクラさん)は実家が営む弁当屋の仕事を手伝う事も無く毎日自堕落な生活を送っていた。ある日、一子が歯医者への治療費まで母・佳子(稲川実代子さん)に請求するかで妹の二三子(早織さん)に強烈に詰られた一子は二三子と取っ組み合いの大喧嘩に。佳子から現金の貰った一子は家を出る事を決心する。安アパートで一人暮らしを始めた一子はコンビニでのアルバイトも決まり真面目に仕事していく中、近くのボクシングジムで練習している狩野祐二(新井浩文さん)に興味を持つ様になるのだが、一子のバイト先のコンビニでも毎回バナナを買いに来ている事から”バナナマン”との渾名で呼ばれていた。祐二とのデート、試合観戦、同棲と着実に愛を育んだ一子だが、祐二の浮気であっけなく二人の関係は幕を閉じる。一子は前々から興味が有ったボクシングジムに通いメキメキと上達。プロテストも年齢制限ギリギリで合格した一子は、努力の集大成としての試合に挑む事に。両親や犬猿の仲である妹二三子とその子どもの太郎、元恋人の祐二が観戦する中、一子は勝利する事が出来たのか!? 序盤の安藤サクラさんと後半の安藤サクラさんでは別人かと思う位違います。ボクシングやっているシーンはとてもカッコ良かったです。

  • 新井浩文出てるからもう見れないのかなーと思ってたら、案外普通にAmazonプライムで見れた。安藤サクラ演じる一子がどんどんカッコよくなっていく。終始暗いトーンの映像で、物語は淡々と進んでいくけど、その分ボクシングの試合で煌々と光の当たるステージが眩しい。一子が色んな思いを抱えて、ぶつけているのが伝わる。

  • ダメダメから変わっていく姿が定番で良い。
    他のストーリーは普通だけれど、とにかくトレーニングして人が変わる様が好き。タバコも辞めたか?前半は異様に吸ってる場面あったが後半はないようだ。

  • バイト先のおっさん、すんごい気持ち悪かったなぁ…。
    安藤サクラのキャラクターだからこそ成し得たし、変わりざまがすごかった。
    ラスト新井浩文が何故戻ってきたのかは納得出来ないけど、恋愛映画ではないあらまぁいいのかな。

  • ポスター、予告と見て、安藤さんのキャラクターに
    ピッタリだなと思っていた百円の恋を見た。

    どうしようもないデブデブからシュッと鍛えられた
    ボディへの変貌っプリはすごい。

    負け続きの人生を男経由ではあるけれど
    ボクシングとの出会いで起死回生に挑む。

    主演陣の他のキャラクターがとても魅力的でした。
    この映画を支えているといえる。
    デフォルメされてるけど垣間見えるリアリティが
    ピリッと効いている。
    コンビニ周りの人たちはどれも秀逸。
    コミカルだが生々しい面々。
    ボクシングの会長も家族たちも良い。

    一見ひねたやりとりばかりにも感じられるが
    頑張る姿を素直に描いていて、暗い画面ばかりだが
    見終わった後にさわやかな感じさえ残った。

全182件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1967年生まれ、愛知県名古屋市出身。明治大学文学部演劇学科卒業後、フリーの助監督として工藤栄一、石井隆、崔洋一、中原俊、井筒和幸、森崎東らの作品に参加。『ボーイ・ミーツ・プサン』で監督デビューし、多数の映画を手がけるほか、Netflixのオリジナルシリーズ『全裸監督』では総監督を務めた。

<映画>

『イン・ザ・ヒーロー』(2014年)
『百円の恋』(2014年)
『リングサイド・ストーリー』(2017年)
『嘘八百』(2018年)
『銃』(2018年)
『きばいやんせ! 私』(2019年)
『嘘八百 京町ロワイヤル』(2020年)

<ドラマ>
『連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~』(2019年)

配信
『全裸監督』(2019年)

「2020年 『映画があってよかったなあ 監督・武 正晴の洋画雑記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×