「人生のジレンマ」を克服するために プロフェッショナル人生論 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文 [Kindle]
- ダイヤモンド社 (2015年3月2日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (36ページ)
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・クリステンセンの人生論から学んだこと。人生の歩み方。大事なこと(http://www.dhbr.net/articles/-/4638)
経営戦略を立てるのと、人生プランを立てるのは少し似ている。
具体的にどういうことかというと、まず、人生のビジョン、「自分は何を目指すか?」「自分はなんのために生きているか」「なんで今の仕事をしているのか」といった人生のビジョン、目的を考える。そして、その目的を定めたら、(大抵人生の目的を定めることが一番難しい)その目的達成のために、自分が今持っている資源をどう配分するか決める。つまり、人生の戦略を考えることだ。ここで気をつけたいのが、すぐに結果がでることに対して、資源投下をしすぎないこと。(おそらく、仕事に打ち込むのも大事だけど、その次のことを考えて、今の仕事をしているうちに次に進む場所を見定めて、それのためのスキルを身につける時間も作ったほうがいいってことかと解釈)短期的な成果は考えやすいし、目にみえやすいが、長期的に価値のあるものにも投資すること。家族とかの関係を想像すればわかるけど、家族はそれだけでは家族ではない。ちゃんと家族になる意志があって、初めて家族になるし、その意志のもとに関係構築の時間を作らないと関係性の資産は目減りする。ただ、どれもこれもっていうと、自分の体が持たないから、自分の資源を正しく配分する必要がある。
そして、仕事をしながら、家族との関係を作るためには、家族に対してどう接するかが大事だけど、子供に対しての接し方と経営者が従業員に対しての接し方は少し似ている。
ってのは、権力をもとに、指示に従わせることはある程度できるかもしれない。ただ、それでは、長期的な関係はつくれなくて、従業員、子供の主体性を生み出すことはできない。
だったら、どうするか?
それは、従業員に対して相互尊重の意思を示すように、
子供に対しても相互尊重の意思を示すことが大事。(これの程度は国とか文化によって違うらしい。日本は割と権力的なつながり関係。アメリカは子供と大人が対等な関係にあり、そういう関係を大人としても求めるし、それを教育の基本的な姿勢としているらしい)
これって難しいわね。そして、人事の人とかにも、その姿勢があるかをみるのって大事。
大学生だからって、相互尊重の姿勢が欠けているような人って信頼しづらい。
その人が会社のすべてってわけではないけどね。