本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (443ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
カタリーナ・コードを読んで、よかったのでこちらも読んだ。
公開されている紹介文のあらすじを読んで、停職処分を受けたヴィスティングが名誉挽回とかリベンジ的に捜査するなんていうノリだったらイヤだと思ったけど、そんなことはまったくなかった。
訳者あとがきにあるように「派手さや誇張とは無縁な確かな筆」がある。
ヴィスティングは、淡々と過去の事件を再検証するものの冗長に感じられる部分はない。
娘のリーネが、新聞記者として殺人事件の取材をし、その中で何者かに襲われるなど、サスペンス要素もある。
過度の暴力的描写はなく嫌な気持ちになることもなかった。
ヴィスティング シリーズをすっかり気に入った。和訳されていないシリーズ初期作品の英語版をAmazonの欲しいものリストに入れて、日本語か英語で読めるものはすべて読む覚悟を決めた。
現在は『鍵穴』を読んでいるところ。 -
ノルウェーの警察小説、めちゃ面白かった!捜査官ヴィリアム・ヴィスティングと、その娘で新聞記者リーネが、それぞれ違う事件を追いつつ真相に迫っていくストーリー。信頼し合う親子の関係が何とも心地よい。仕事人間だけれど、常に穏やかなヴィスティングがカッコいいし、劇画的なシーンはほとんどないのに、クライマックスへ向け静かに盛り上がっていく感じは読み応えがありました。また好きなシリーズが出来て嬉しい☺️
全4件中 1 - 4件を表示