ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問 (SB新書) [Kindle]
- SBクリエイティブ (2015年12月4日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (208ページ)
感想・レビュー・書評
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I’m not familiar with this field. so I found a lot of words I don’t know.History is something I’ve always wanted to learn, so I’ll be reading regularly.
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ロシアのウクライナ侵攻、中国の台頭など、今につながる歴史を学ぶことができました!
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普段目にしているニュースの背景に、宗教や各国の思惑がどのように関係しているかをわかりやすく解説している。この類の本として入門書として読みやすい。
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随分前に買った本で、今更読んでも…と思ったけど、そういえばこんなことあったなーってニュースとか、いまだに状況変わってないこととかあって面白く読めた。
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Kindle
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何故か、最終的に右寄りになる
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世界史と地理に立脚した現代ニュースの解説本
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・11/11 読了.ロシアクリミアと中東、中国あたりに限定した内容だったけど、やっぱり地政と歴史を知らないと事情が理解できないことって多いよね.歴史だけとってみても一面的なものであるはずがないからすべてが正しいとは言わないけど、こういう見方が有力だという点は知ることができて勉強になった.
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良書と思う。
「本書は 、一般の方々が国際ニュ ースを見て 、疑問に思うであろう 1 0 0のポイントを取り上げ 」「世界史とからめて」「国際ニュ ースの 『本質 』を読み解く」為のヒントを提供する。
例えば、「なぜ、ドイツ経済だけが好調か?」というポイントについては、ユーロ安による輸出の増加といった卑近な事象を挙げるのではなく、「プロテスタントは 、寄付金集めに熱心なカトリック教会を否定し 、勤労や蓄財を罪と見なさない 」と、その答えをルターの宗教改革まで求める。一方、ロシアが経済大国になれないのは「ギリシアからロシアに広まった正教会 (東方教会 )は 、もともと原罪の意識が希薄なのです 。そういう意味で 、 『何かを一生懸命やらなければ 』という切迫感が乏しい 。だから 、カトリックとは違う理由で 、勤労意欲も希薄なのです」と説く。
経済問題に宗教を絡めるのは、こじ付けぽさがないでもないが、国と国民の成り立ちを考える上では必要だ。
要は、それぞれの国が直面する問題には、その国独特の理由があるのだ。
また、ウクライナ紛争を例に取り、「これまでの世界を振り返ってみると 、主な紛争は 、異なる文明圏の 『境目 』で起きてきた 」とハンティントンの 『文明の衝突 』の一節を紹介する。
極論を言ってしまえば、世界中のどんな事件も文明と宗教の違いに端を見いだすことができると、本書から理解できる。
本書の楽しみ方は、1度通読してから目次にある100のポイントの答えを再考すること。例えば、イスラム国はなぜ世界的遺跡を破壊するのか?誰でも納得できる答えを本書は準備している。
若干無理っぽい議論もあるが、面白い本。新聞を読むのが楽しくなる★4つ。 -
世界史に立脚した現代ニュースの解説本。なのだが、多くが宗教的側面に偏り過ぎているような気がしないでもない。もちろん、宗教は最重要ファクタの一つなのであるが、すべてが一対一対応すると断言できるほどではないため、若干の違和感が残る。とはいえ、基本的にリーズニングの説明が平易で全体的にわかりやすかった。
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中東情勢とかアメリカとか中国とか、世界のニュースの概説書。わかりやすかったけど、世界史的には学校で習ったレベルなので、もうちょっとマニアックなネタも織り交ぜて欲しかった。