介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (233ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 二度の奨励会退会と編入試験合格を経て、41歳でプロ棋士になった今泉四段が、プロになるまでの自分を振り返る。自分の中の弱さを認めることが大事。それを踏まえて対策を考え、先に進む。そういうことが出来なかった自分を認められたことが大きいよなぁ。瀬川晶司六段の『泣き虫しょったんの奇跡』も良かったけれど、本書も等身大な感じで読み易い。まあでも、プロ棋士になるような人というのは、一期で三段リーグ抜けようが、編入試験を経てだろうが、どこか化け物めいていると思う。

  • 先月、NHK杯で最年少棋士、藤井聡太七段を破った今泉健司四段の著書。棋士になったのは最年長記録。遠回りした分、多くの方の励みになったのでは。そう思える著書でした。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1973年7月3日生まれ、広島県福山市出身
2015年4月1日 四段、桐谷広人七段門
 1994年の第15回から三段リーグに在籍したが、1999年に年齢制限により退会。退会後は数々のアマタイトルを総なめ。2007年3月、三段リーグ編入試験に合格。2009年3月、編入規定により退会。2014年12月、プロ編入試験に合格し晴れてプロ棋士となった。
 先手でも後手でも中飛車を得意とする粘り強い棋風の振り飛車党。竜王戦は6組、順位戦はC級2組。アマチュア時代に2手目☖3二飛戦法で第35回将棋大賞升田幸三賞を受賞。
 著書に「最強アマ直伝!勝てる将棋、勝てる戦法」「プロ合格の原動力!今泉の勝てる中飛車」「自由自在!中飛車の新常識」(マイナビ出版)、「介護士からプロ棋士へ」(講談社)がある。

「2019年 『受けが弱いと将棋は勝てない 今泉流受けの極意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今泉健司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×