星の案内人 1巻 (芳文社コミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしく良かった…
    (余韻が薄れそうで、言葉にしたくないくらい)
    全4巻一気読み。紙でも買おう。
    おじいさんと、陶芸家のおばさん、巻末で時々登場する作者のお父さんが特に好き。

  • どこか人里知られぬ山奥に、ひっそりとそのプラネタリウムは存在した。孫とじいちゃんがやってる。と、思ったら。地元の小学生が日参しているだけだったが小宇宙。「何言ってんの。ただ方法を知らないだけでしょ!?あるんだから!」トキオの一生懸命さが微笑ましい。「星だって正義だって、見なければないし、見ようとすればものすごく壮大な形があるんだよ。いったん、逃げたって正義が消えた訳じゃないよ」ただ星の話をしているだけなんだろうけどね。じいちゃん深い。「あの金星の中では生きられないけど、金星を見て多くの人が生きる希望をもらったんだろうね」星ってのはいつも夜空に輝いているはずなのに、意識をそこに向けないと気がつけないわけで。大事なものも一緒なんだろうね。

  •  おじいさんと男の子がいる小宇宙という小さなプラネタリウムに,様々な人が訪れる。道標だった人をなくした女性美容師,彗星の如く現れた新人作家,廃校になってしまう近くの小学校を見に来た昔の住人。
     即興で各々の客にふさわしいテーマを思い付いて星を語るおじいさんは生粋の天文屋だと思う。天文や星をテーマにしたコミックやアニメなどいくつか見てきたが,初めて出会った,納得できる世界が描かれた作品だと思った。

  • 大好きすぎて
    素敵すぎて
    記録しました。

    いろんな星空を辿りながら
    人々の想いを垣間見ることのできる
    素敵な漫画だと思います。

    心の中の大事な何かを
    気付かせてくれる本でした。

    素敵すぎて
    わたしの宝物になりました!

    星たちの生命力はすごい。

  • 物語は、とある田舎にある「小宇宙」という名前のついた、ドーム状の屋根がある建物が舞台。そこは、一人のおじいさんが、ドームや機械をすべて自分で作って営んでいる小さなプラネタリウム。ここには、毎日いろいろな人が訪れる。
    天体と宇宙についてのさまざまな話題に触れながら、おじいさんがプラネタリウムに映し出した星座や星をめぐる話が、「小宇宙」を訪れる一人ひとりが抱えているそれぞれの思いや人生につながっていくというストーリー。

    1話、2話で完結する短編集でもある。
    (『中高生のための本の読み方』大橋崇行 p.21 星と宇宙のストーリー より)

  • 『星』ってすごく身近にあるのに、意識しないとみることがない。言葉が違っても、時代が違っても見れるもの。天体の難しいことはわからないけど、星を見上げるとスッと肩の力が抜けて、落ち着く。また夜に空を見上げてみようと思います。

  • 心の助けを必要としている人に、おじいさんとプラネタリウムが寄り添うステキな物語です
    機会があれば2巻以降も読んでみたい

    kindle unlimited

  • 旅先で人生にも道にも迷ってしまった糸子さん。彼女が見つけたのは「小宇宙」と名前がついた建物。その扉を開けると、そこには私設のプラネタリウムが広がっていて…。プラネタリウムを舞台に繰り広げられる人と空の優しい物語。

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