群像 2015年 09 月号 [雑誌]

  • 講談社
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910032010952

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2016/2/14 読了
    三輪太郎 「憂国者たち」
    山田詠美 「生鮮てるてる坊主」
    津村記久子 「粗食インスタグラム」

  • 〈長篇一挙掲載340枚〉
    憂国者たち  三輪太郎

    〈戦後70年特別対談〉
    言葉の危機に抗って  瀬戸内寂聴×高橋源一郎

    〈短篇〉
    生鮮てるてる坊主  山田詠美
    粗食インスタグラム  津村記久子

    〈連作〉
    変化  川上弘美
    ホサナ(11) 町田 康
    雪ト逃ゲル(後篇)  島本理生

    〈抄録〉
    わたしの木下杢太郎  岩阪恵子

    〈連載小説〉
    オライオン飛行〔7〕  髙樹のぶ子
    我々の恋愛〔10〕  いとうせいこう
    尻尾と心臓〔14〕  伊井直行
    ビビビ・ビ・バップ〔21〕  奥泉 光

    〈連載評論〉
    鬼子の歌 近現代日本音楽名作手帖〔20〕  片山杜秀
    〈世界史〉の哲学〔75〕  大澤真幸

    〈連載〉
    現代短歌ノート〔65〕  穂村 弘

    〈随筆〉
    敗戦から七〇年、八十路の坂を登る  林 京子
    輪廻転生  千葉文夫
    戦地の外で  福嶋亮大
    「やんぐす」のこと  神里達博
    資本主義  望月 京

    〈私のベスト3〉
    私の日帰り温泉  荻野アンナ
    ヘンな論文誌  サンキュータツオ
    わたしを支えた詩  中江有里

    〈書評〉
    愛しいけれど気に入らない家畜(『十七八より』乗代雄介)三浦雅士
    我に返る、彼に返る――物語の七つ目の神秘(『無名亭の夜』宮下 遼)鴻巣友季子
    「手記」と「小説」(『あなたが消えた夜に』中村文則)滝口悠生
    世界史概観(『わたしの恋人』上田岳弘)円城 塔

    〈創作合評〉
    中条省平+野崎 歓+大澤 聡
    「ウォーク・イン・クローゼット」綿矢りさ(群像2015年8月号)
    「鳥打ちも夜更けには」金子 薫(文藝2015年秋季号)
    「屏風の領域」牧田真有子(文學界2015年8月号)

  • 9月号の表紙は白地に爽やかな飲み物の意匠。いっそ液体の部分が黄色であれば……というのは矢張り暑いからかw
    今月は三輪太郎の長編『憂国者たち』が一挙掲載。三島由紀夫を卒論に選んだ学生を主軸にした長編なのだが、どうも私の三島由紀夫観は人とかなりズレているらしく、三島論の部分はやっぱりピンと来なかった……。小説自体は面白いのだが、結局、自分がズレているのが問題か。
    読み切りの短編は山田詠美と津村記久子、連作は川上弘美、町田康、島本理生。川上弘美の連作が早く単行本にならないかなぁと思いつつ読む。

    『創作合評』の綿矢りさ『ウォーク・イン・クローゼット』評を興味深く読む。『アンチファッション小説』という評に納得した。金子薫『鳥打ちも夜更けには』が面白そうなので、単行本になった時は買ってみようかなぁ。
    『現代短歌ノート』は『唐突なカタカナ外国語』だった。何か片仮名がシュールだ……でもやっぱり短歌の読み方とか解らない。笑えばいいのか? しかしそれも何か違うという確信だけはあるw

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

監修・執筆 深田晶恵
個人のお金の相談を受けるファイナンシャルプランナー。(株)生活設計塾クルー取締役。
金融商品や保険商品の販売をせずに、中立的な立場で退職後の生活設計などの相談を受けている。高齢の夫の両親と同居の経験もあり、高齢者へのアドバイスに定評がある。著書は『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』(講談社)など多数。

巻頭料理特集 『かんたん! おいしい! 手間いらず 冷凍うどんのすすめ』(上田淳子)
兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究所職員を経て、渡欧。帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。作りやすい家庭料理レシピが好評。『冷凍お届けごはん』『ひとりでできる 子どもキッチン』(以上、講談社)など著書多数。

週末コラム 『健康になる食生活』東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 濱裕宣・赤石定典
健康と栄養のバランスを大事に、日常生活の中で活かせる食事のノウハウの普及を目指している。栄養のプロの知識と科学に基づいたわかりやすい解説に定評がある。

「2022年 『かんたん年金家計ノート 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×