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感想・レビュー・書評
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まず上巻。折口信夫の名作「死者の書」を漫画化。原作にかなり忠実に作られている印象だが、その一方で近藤ようこっぽさは薄い。もっと漫画版ならではの演出があってもいい。
そのあたりが下巻でどうなるか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
縛り首はこうしてたんだね。
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ビームコミックス激安セールで買ったもの。初読。折口信夫の同名小説のコミカライズ。
近藤さんの一連の日本文学コミカライズの中で、最も地味な印象(逆に、最も派手で一般受けしそうなのは『五色の舟』)
そもそも、一連のコミカライズの中で、本作は立ち位置がやや特殊だ。
近藤さんが40年来愛してやまない原作を、一人でも多くに読んでほしくて、「鑑賞の手引き」としてコミカライズしたものなのだ。
だから、受けを狙った大胆なアレンジなどはなく、地味で静謐な印象になるのも当然だろう。
とはいえ、つまらないというわけではない。マンガとしては地味だが、それでも面白く味わい深い。ある意味、「究極のお姫様」物語という感じ。
ちなみに、折口信夫の原作は青空文庫で読める。 -
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いまだに見ることができていない川本喜八郎の「死者の書」もこんな雰囲気なのだろうか。原作の深さを本質まで伺いしきれなかった自分には、とてもありがたい。得心することができた。
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折口信夫の「死者の書」
小説だとイメージしにくい点も、柔らかなタッチの絵で
折口信夫の世界がイメージ出来ました。