方丈記 (ちくま学芸文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 浅見和彦 
  • 筑摩書房
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感想 : 2
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感想・レビュー・書評

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  • 始めて通しで読んだ。
    意外と短い。
    注釈と丁寧で的確。

  • ●方丈記が書かれたのは平安末期。当時、京都は大火、飢饉、地震、遷都による混乱などに見舞われ、立派な建物もあっけなくなくなっていく。それらを通じて作者の中で無常観が形成され、「ただ静かであることが素晴らしく、憂えないことを望みとする。ただ仮の庵のみ、のどけくしておそれなし。」の心境に至るまでのことを、自伝的に語られている。描写は非常に正確で蟻にもかかわらず、表現力が高く、わかりやすい。

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著者プロフィール

平安時代末期から鎌倉時代にかけての日本の歌人・随筆家。建暦2(1212)年に成立した『方丈記』は和漢混淆文による文芸の祖、日本の三大随筆の一つとして名高い。下鴨神社の正禰宜の子として生まれるが、出家して京都郊外の日野に閑居し、『方丈記』を執筆。著作に『無名抄』『発心集』などがある。

「2022年 『超約版 方丈記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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