乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 1 (一迅社文庫アイリス) [Kindle]
- 一迅社 (2015年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (287ページ)
感想・レビュー・書評
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好きだった乙女ゲームの悪役令嬢に転生したヒロイン。どのルートでもバッドエンドになるおのれの未来を変えるべく奮闘するが.鈍くておてんばなヒロインをはじめ、キャラがどれも魅力的でニヤニヤする!来月からアニメもやりまさ!
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頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。
え、待って!ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?
しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!?
結末は国外追放か死亡の二択のみ!?
破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど……。
悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!?恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★ -
転生モノでありながら、何らチートな能力もないヒロイン(笑)
カタリナの前世のオタク属性が故に、こと恋愛については疎いというレベルにすらない、知らないってレベル(笑)
だから、恋愛については超絶鈍い!
おかげで、カタリナの乙女ゲーム破滅ルート回避のはずが、恋愛フラグ立ちまくり、それが周りに混乱を招く人タラシな逆ハーレムルート?な物語?面白い♪
カタリナの脳内会議は笑うわ!
ゲームらしく攻略相手たちからの視点も楽しい♪いつのまにか、悪役令嬢設定が見えない(笑)さて、本来のゲーム主人公が出てこないなぁ、次の巻かな?
#乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった
#ラノベ
#ラノベ好きな人と繋がりたい
#読書好きな人と繋がりたい
#読書倶楽部
#本好き -
コロナ自粛でヒマだったのと、コロナによる抑鬱が酷く頭を空っぽにして楽しめる娯楽を求めていたので電子書籍で9巻まで読みました。
1冊読み終えるごとに1分も経たず次の巻を買う程には面白かったです。
買う前に読んだamazonレビューのとおり、文章のおかしなところは多々ありますがそれを補って余りあるくらいストーリー展開が面白いので良し。(veryの意味で「それは」を使い過ぎなのが一番気になりました。)
望みどおり頭を空っぽにして楽しめました。
昔のヨーロッパ風の世界ではあるけどペストとかの流行病がないのは乙女ゲームの世界だからだよなあ…いいなあ……とかは考えてしまいましたけどね。 -
アニメの1話を見て、原作すぐに買いました。
すごく面白い。
異世界転生作品が多い中、筋がしっかりしていて主人公がすごく魅力的。
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山口悟『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』は女子高生が前世でプレイをしていた乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生するライトノベルである。漫画化された。このゲームはヨーロッパ風の魔法が使える世界が舞台である。カタリナは主人公をいじめる悪役令嬢であるが、結末は国外追放か死亡という破滅エンドしかない。
カタリナは破滅エンドを回避するために奔走する。転生物であるが、主人公が破滅フラグを回避したいという消極的な設定が面白い。転生者がチート能力で無双するというマインドではない。昭和の右肩上がりの経済成長や明治の立身出世主義は流行らない。 -
"そして、一番肝心なカタリナ・クラエスがゲームでどのようになるかだが……。
ジオルドのルートではもちろんだが、義理の弟のルートでも平民の主人公が気に食わないと邪魔者として立ちはだかる。そして逆ハーレムルートでもだ。とにかく働き者な悪役なのだ。
そんな、働き者な悪役令嬢は、主人公がジオルドを攻略成功し、ハッピーエンドを迎えると……主人公に犯罪まがいな嫌がらせをしていた経緯から犯罪者となり、身分剥奪の上、国外へ追放となる。その後、主人公はめでたくジオルドと婚約する。
主人公がジオルドの攻略を失敗しバッドエンドを迎えると……嫉妬から主人公をナイフで襲おうとし、逆にジオルドに返り討ちに合い命を落とす。主人公を守るためとはいえ婚約者の公爵令嬢を手にかけてしまったジオルドは、主人公と別れ国外へと旅立つ。
ちなみに、逆ハーレムエンドと義理の弟であるキースのエンドでもだいたい、死ぬか追放されるかだ。
あれ?おかしいなこれ?ハッピーで追放、バッドで死ぬって……カタリナ・クラエスにハッピーなエンドがなくない!?バッドオンリーなんですけど!?"[16/166ページ]
web連載の漫画を途中からぽつぽつと追ってたけど、アニメ化の勢いにかこつけて買った。
8歳の時に頭を強く打ったカタリナ・クラエスは、女子学生だった前世の記憶を思い出し、自分のいる世界が当時遊んでいた乙女ゲームの中だと気付く。どうあがいても15歳からの学園生活でバッドエンドを迎えるカタリナの運命を変えるため、破滅エンド回避を目指す。前世の記憶をほとんど持って、言動や思考の元は概ね前世の時のもの。カタリナとしての母親に前世での母親を重ねたりもしてるけど、そこまで感傷に浸ってる様子もなくおばあちゃん的に過去を懐かしんでる様子があるのは、今のフラグ回避に思考が一筋だからなのか、元来の性格か……。
カタリナ本人はいたって真面目にフラグ回避に勤しんでいるのに、それが若干的外れだったり、結果として相手を無意識に救っていたり。少女小説特有(と思ってる)周囲が寄せてる自分への心情に絶妙に鈍感なところと、内心を語る時にいわゆる時代背景に合わせた表現じゃなくて、心情そのままの荒ぶる台詞になっているところがまた面白さに磨きをかけてる。
カタリナ自身は気付いてないけど、フラグ回避に勤しんだせいでハーレム状態になってるのが良い。ヒロインそっちのけで女の子に好かれる女の子は良いもの。今の状況は今の状況で少し間違えばバッドエンドに行きそうな感じもなくはないけど……。
カタリナ視点での1人のキャラに対してのフラグ回避術を勤しんでいる話をみせたあとに、相手キャラ視点でのカタリナの様子を見れるのが楽しい。これは1巻特有だったりするのかな。
今巻では最後まで出ることのなかった本来のゲーム「FORTUNE・LOVER」での主人公を、2巻で無自覚にたらしこむんですよねそうですよね?楽しみ。
https://ncode.syosetu.com/n5040ce/
http://www.ichijinsha.co.jp/special/otomegame-anime/
http://www.ichijinsha.co.jp/special/iris/otomegame/ -
ノリが良いし、カタリナがアホの子だから面白い。愛され系の話なのになかなか恋愛に発展しないので恋愛苦手でも読める感ある。
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無自覚人タラシな女の子が悪役令嬢に転生して男女問わず次々と登場人物を救ってゆき、一大逆?ハーレムを作る話。