NHK「100分de名著」ブックス 清少納言 枕草子 [Kindle]

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  • エッセイの女王、清少納言。
    彼女が日常生活での「気付き」を文字に起こしてなかったらインスタもブログもまだ無かったかも。
    1000年経った今も、文章から伝わる情景の鮮明さ。
    恐れ入ります。

    >
    同時代のライバルの紫式部、和泉式部との文化人として、
    女性としての対比も書かれています。
    彼女達の魅力を再発見出来るのもこの本の良い所。

  • たまには日本の古典も読みたいと思って読んでみました。清少納言の人となりはある程度分かったのですが…途中で眠くなってしまった(^_^;)それに、現代語訳が気になった。妙におんなおんなしすぎて、これこそ「知識をひけらかす嫌みなヤツ」みたいに感じた。現代に寄せすぎと思う。

  • なんだろ、おばさんがきゃあきゃあした感じの解説をしてるのがむず痒くなるような感覚を覚える本であった。

  • さっと枕草子について知りたい人には、ちょうどいい分かりやすさ&長さでした。

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著者プロフィール

一九四三年生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。埼玉大学名誉教授。文化功労者。古典語から現代語までの日本語の歴史を研究。特に『犬は「びよ」と鳴いていた』(光文社)、『ちんちん千鳥のなく声は』(大修館書店)など、擬音語・擬態語の歴史的研究は、高く評価されている。論文「源氏物語の比喩表現と作者(上)(下)」で日本古典文学会賞、『平安文学の文体の研究』(明治書院)で金田一京助博士記念賞、『日本語の歴史』(岩波書店)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。また、「日本語に関する独創的な研究」が評価され、二〇二二年に日本学賞を受賞。二〇〇八年紫綬褒章、二〇一六年瑞宝中綬章を受章。

「2023年 『日本語が消滅する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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