ブッダが考えたこと 仏教のはじまりを読む (角川ソフィア文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2015年10月25日発売)
本棚登録 : 26人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (201ページ)
感想・レビュー・書評
-
原始仏教とか根本仏教とか言われる初期の仏教経典と当時のインド思想界や哲学の状況をもとに仏教の始まりを見直す。そこには後代の大乗仏教で言われる無我説も無く、四聖諦と十二縁起がブッダの発見した真理であり、それは徹底した思考によってもたらされたものであるという。ブッダは宗教家ではなく哲学者であるという主張は多くの仏教徒からは違和感を持って見られるかもしれないが、そこには真実があるように感じる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示