自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法 大和出版 [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • 他人をリスペクトすることがなんで自分の自己肯定感を高めることに繋がるんだろう、と途中まではわからなかったが読み進めるうちに理解できた。
    自分の中で納得できてスッと胸に入ってくる内容だった。

  • 自分の領域、他人の領域という考え方がとても参考になり、早速日常で実践しています。他にもメモしたことがたくさんありました。著者の他の本も読んでみたい。

  • 昔から「自信がない」という私は「自己肯定感」があまりないのだろうと思ったので、どうしたらこの「自己肯定感」を持てるのかと思い購入。amazonレビューではかなり評判がよかったので期待したのだが…私としてはいまいち。

    というのは、この「自己肯定感」を持つためにすること、以下ネタバレになってしまうが、「他人を無条件にリスペクトする」というもの。一般的に、嫌いな相手の「いいところ探し」をして好きになるなどという手法があるが、それではダメで、「相手にも事情があるんだから」と条件付けを外して相手を受け入れるというもの。

    これはこれで確かにそうだろうし、納得なのだが……。どうしても苦手な人はいる、というか、相手に悪気はない(と思いたい)けど、嫌味な言い方をされるとか、まぁいろいろ、どうしても合わないというかいやな言い方をされるというか…そんな人がいたとする。こういう人だからと思ってもやはりいやな思いをしてしまうのは、私に「こういう話し方はするべきではない」という思いからだろうか……。

    少なくとも理解はできるし、そうなんだろうなぁと思う本ではあるんだけれども、今の今、私が陥っている状況では、この本は最高の解決策にはなってくれなかった。いつかもう少しこの状況から抜け出せたとき、この本を読み直しておぉ!!と思う日がくるかもしれない。

  • 自分や相手に対しての「決め付け」を取り除いていったり、相手の領域に踏み込まない。
    「自分の領域」と「相手の領域」をきちんと区別すること。
    「自分の領域」で話をする。=「私」を主語にして伝える。自分の事情で話す。

    ―自分の気持ちを「私」を主語にして話すこと。「そんなふうに言われると、僕はとっても自信がなくなる」と言えば、相手から「ううん、よく頑張っているよ」「言いすぎてごめんね」などという言葉が返ってくる可能性が高くなります。

  • 心に深く刺さった一冊です。

    「ありのままでいい」という主張の本は
    何冊か読んだことがあり、
    心から納得した事もありました。

    しかしその解決策としては
    「ただただ無条件に自分を慈しみなさい」
    というものであり、そもそも自己無価値感の強い私は
    その気持ちを持ち続ける事が難しく、
    結局変わらない人生を40年近く続けてきました。

    「無条件に相手をリスペクトする」

    振り返りますと、心の動きが大きい毎日の中、
    比較的穏やかに、落ち着いた気持ちを得た瞬間は
    ・目の前の相手を大切にしたい
    と思った時だということに思いあたりました。

    そしてそれに気づいた後、本書の主張が一つ一つ
    大変納得のいくものに感じられました。

    無条件におススメです!

  • 自分の考え方の癖に抵抗なく気付けるような文章がよかった。

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著者プロフィール

水島広子【みずしま ひろこ】

慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、対人関係療法研究会代表世話人、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表。主著に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』(創元社)、『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』(紀伊國屋書店)、『怖れを手放す』(星和書店)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)、『自己肯定感、持っていますか?』(大和出版)、『「毒親」の正体』(新潮新書)などがある。

「2022年 『心がスーッとラクになる 世界の美しい文様ぬり絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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