印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書) [Kindle]

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  • 時代の空気や風景、風俗を情感たっぷりに描き出す印象派は、目に見えてのわかりやすさから日本でも高い評価を受けている。
    本書は、それらの絵がどういった背景を持って描かれ、どういった感情を持って受け入れられていたのかを初心者にもわかりやすく語っている。

    電子版では多数の絵画がカラーで収録され、また着目するポイントなども付記されていて、前提の知識がなくても楽しく読むことができた。

著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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