百万畳ラビリンス(上) (ヤングキングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 少年画報社
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感想・レビュー・書評

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  • 四畳半神話体系を思い出す

  • 「ダ・ヴィンチ」のコラムである人が薦めていたので、ためしに覗いたら、大当たりだった!

    異世界系まんがですが、異色です。IT系の知識は全く苦手という方はぴんと来ない内容かもしれませんが、そうでないならぜひオススメ。

    仮想現実世界に、“リアルに”捕らえられている主人公ふたり。途方に暮れて諦めるのではなく、ふしぎな世界を探検しながら仕組みをどんどん紐解いていき、逆手にとって征服しようと試みます。

    物語の始まり方、展開、結末、絵のうまさ、すべて洗練されていてかっこいいです。
    ためしに読んでみて本当に良かった。これからも何度も読み返すと思います。

  • たっちレディオ(Webラジオ)の第245回で話題に話題になってて、面白そうだったので早速Kindleで購入。上下巻を読み終わりました。
    http://tacchiradio.blogspot.jp/2015/12/245-2015.html

    面白かった。
    私は前半の、まだ謎が解き明かされていない状態のほうが好きだったな。後半、謎がだんだん解き明かされて、それぞれの登場人物たちの進む方向が決まっていく部分にはそんなにワクワクしなかった。前半の世界で漂っていたかったな、という感想。


    「ダンジョン飯」と似たような面白さ。RPGや謎解きゲームの世界に主人公たちが行ってしまうモノ。

    漫画やゲームでRPG世界を冒険することは当たり前になっているけれど、それは完全に架空の世界であって、そこに「人間の生活」の要素は考えたことがない。RPGの登場人物たちがご飯を食べたり、洗濯をしたりすることを考えないし、装備を20とか30とか持って歩いているなんて非現実的な設定も、なんとなく「そういうもの」として受け入れてる。

    が、ダンジョン飯やこの百万畳では、ゲーム世界での人間が活動してるリアル(っぽい姿)が描かれていて、どっぷりRPG世界に行くよりも逆に不思議な感覚を楽しめる。

    面白かった。もう一回読み返してみよう。


    それにしても電子書籍って便利だ。以前なら「この漫画興味あるなぁ」と思っても、翌日になれば忘れているし、本屋に行っても思い出さず、また家に帰ってきてから「あぁ、明日になったら買いに行こう」と思い、そしてまた忘れて…を繰り返して、結局読まないことが多かったんですよね。気になったときに、ワンクリックで手元に入手できるってすごい威力だ。

    紙の本を否定するつもりはないけれど、気になったものがすぐに手に入る状態の電子書籍に、全部の書籍が対応してくれているといいのになぁ。

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