スーパーベターになろう!──ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」 (早川書房) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 著者が脳震盪後症候群の治療中に考案したゲーム。このゲームに挑んだ多くの人が憂鬱や不安から解放され、自信や活力を取り戻したという統計的なデータが得られています。自分に出来ることを少しずつ達成していくことで徐々に前向きになれる感じ。これは良い!著者のジェイン・マクゴニガルは、あの「スタンフォードの自分を変える教室」の著者ケリー・マクゴニガルの双子の妹さんです!結構なボリュームでしたが、楽しく読めました!オススメです♪

  • かなりクセのある本だが、あの有名なスタンフォードのケリーマクゴニガルさんの姉の著書。大きな病気を乗り越えた経験をもとに人生で訪れる様々な困難をゲーミングと言う手法によって乗り越えていくといった内容

    数多くのワークが存在するので時間をかけてゲーミフィケーションを理解したい場合はオススメ

  • 159

    日常の問題をゲーム的に攻略しよう

  • 1
    この本はゲームが好きで仕方ない人におススメです。現実の世界をゲームの要素を取り入れて楽しく生きようという内容です。

    ゲーム=悪

    という価値観があると思います。実際にゲームをプレイすると、脳内でドーパミンという快楽神経伝達物質が大量に増加して、時折”中毒”と言えるほど夢中になってしまう人が出てきます。さらに
    ・学力低下
    ・人間関係が希薄
    ・生活への幸福度が低い

    など、悪い報告がされています。
    その一方で
    ・モチベーションと意志力を高める
    ・鎮痛剤よりも効果的に肉体的な苦痛を遮断する
    ・不安や憂鬱を克服する助けになる

    といった、良い報告がされています。

    両者の違いは、ゲームを ”なぜ”プレイするのかによって分けられます。前者は現実にある問題に対して目をつぶったり、不快な感情を遮断したり、ストレスのたまる状況に向き合うのを避ける為にゲームをしています。一方後者は、友人や家族と大切な時間を過ごしたり、何か新しいことを学んだり、長い一日の疲れを癒すといった、ポジティブな目的を持ってゲームをしています。

    本書ではこのポジティブな部分を現実に応用する”クエスト”がいろいろと紹介されています。本自体のページ数が多くて読むのが大変だという人はこのクエストを実践するだけでもいいと思います。

    私自身ゲームからたくさんのことを教わりました。いろいろな世界を救いましたし、新しい価値観を持つこともできました。また、魅力的なキャラクターに出会えたり、思わず涙を流すほど感動的なお話もありました。そんな大切な思い出たちが、無駄だったとか、悪いものだとか思われたくなくてこの本を紹介しました。
    Good game makes good life.

    2
    最近やることが多くていろいろと嫌になってしまって、気が付いたらずうっとゲームをしてました。その時に「なにやってんだ、自分!」とならずにするためにはどうしたらいいだろうと思った時にこの本があったので読み直しました。
    ゲームについての効能も書かれていますが、現実世界もゲームと同じようにいろいろなミッションを設けて、
    ・それを達成するには何をすればいいのか?
    ・達成出来たら何が得られるのか?
    なんかを考えると楽しいですよという内容で書かれています。

    実際に寝ないでゲームをやったらすっごく頭が軽くなりました。赤ちゃんの脳のようにつるっつるの気持ちで新しい月を迎えられて良かったです。

    ※1日3時間以上のゲームは日常生活に支障をきたすのでやめた方がいいです。

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