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感想・レビュー・書評
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久し振りに氷室冴子さんの平安ワールドを味わいたいと思い購入。氷室作品を多くコミカライズしている山内直実さん、今回初めて読む。ジャパネスクの頃の、明るく弾けるような絵柄の印象が強かったので、今回のしっとりとした作風に驚き。場面展開が繊細で、美しいなぁ!
父ほど年の離れた恋人を持つ貴志子の元に、彼の娘が押しかける。何を言われてもぼわっと他人事のような貴志子だが、徐々にその理由が明らかになっていく。
山内さん同様に、氷室さんの平安ものもやはりコメディ系の印象が強かったので、苦味のある大人な展開がとてもよかった。恋のままならなさはこの時代故やむを得ないけれど、色々な想いをひとまず胸にしまい、生きていかなければならないのだと改めて感じる。それにしても中盤からのたたみかけるような流れ、すごかったな…まさかそうくるとは。
氷室×山内タッグ、最高ですね!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりの氷室さん…
余韻が余白が 素晴らしい…
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